2008年10月28日

手取り月収20万円から始める輸入車生活 その4 ユーザー車検編 その1

安く中古の輸入車を手に入れたとして
そのクルマの車検有効期限はまちまちですし
多くの場合は車検満了期限が近いか
すでに車検が切れている場合もあるでしょう。

車検が切れている場合は仮ナンバー申請など
手続きが増えるのでまたの機会に書かせていただくとして
今回はもうすぐ車検が切れる場合の
ユーザー車検について書かせていただきます。

私が先日購入したプジョー306の車検有効期限は11月12日。
そろそろ真剣に車検を考えないといけません。

車検にかかる費用と言うのは
整備費のほかに下記が絶対に必要となってきます。

自動車重量税
自動車損害賠償責任保険

プジョー306の場合は
重量税が37,800円、自賠責が23,170円の合計60,970円

安い車検を考える場合、この絶対に必要な金額に
いかに近づけるかと言うことが重要となります。

安いだけで考えれば
いわゆるユーザー車検の場合が一番安くなります。
これは直接、もよりの陸運事務所の
車検レーンに持ち込んで車検を受けるものです。
ここで合格すれば車検有効期限が新たに2年間いただけます。

基本的には下回りの目視検査とマフラーの排気成分、騒音
スピードメーター精度、ヘッドライト光軸だけです。
マフラーやタイヤ、ホイールが純正であれば
ほぼ合格と見て間違いないのですが
わりと面倒なのはヘッドライトの光軸。
これがなかなかぴったりと合わない。

昨年までは一度車検レーンに入れば
その日のうちなら何度もレーンに入れたのですが
いまでは3回までと制限されていますので
光軸のためだけに不適合になるのは
なんとも情けない、そしてもったいない話です。

これを解決するには陸運事務所の付近に必ずある
テスター屋さんといわれるお店で
一通りのチェックをすることをお勧めします。

私が良く利用するのは練馬陸運局すぐそばの
新東都テスターというところで
ここで一通りチェックして費用は4500円。
スピードメーター、排気ガスなどのチェックも含んでいます。
ライトの光軸をここでチェック、修正して陸運局にいけば
二度手間にはならずにすみます。

さて、下回りのチェックはどうするか?
修理工場などで見てもらうと
それだけで費用がかかってしまう場合があります。
そこで、ガソリンスタンドなどで車検の見積もりを依頼するのです。
ガソリンスタンドなどでは車検整備でかなり儲かると見えて
リフトに乗せて下回りやエンジン回りなど
目視できるところは徹底的にチェックします。
ちょっとでも不具合があると全部リストアップして
見積もりに乗せてきますし、何も不具合がなくても
ATオイルやラジエタークーラントなどを交換しろと言ってくる。

この際、必ず聞かなくてはいけないのが
シャフトブーツと言うパーツの破損です。
詳しいことは省きますが、このパーツが破損していると
間違いなく不適合になってしまいます。

このように見積もりをしてもらい、下回りに不具合がなければ
無事に車検を受けに行けるのですが、問題は見積もりから
正式契約に移行するのをどう断るか。
私の場合は「妻に相談する」と言ってその場から足早に立ち去ります。

実際に陸運局で車検を受けるのも費用がかかります。
練馬陸運局で1700円となります。

クルマに特に異常がなければ車検総額は67,170円。
これで収まれば万々歳。
逆にこれで済まないと修理に結構な出費がかさみます。
この辺は日々の整備点検がものを言いますね。

その他、必要な書類をまとめておきます。

●検査申請書(OCRシート第3号様式又は専用第3号様式)
●自動車検査票(右欄に手数料の自動車検査登録印紙及び自動車審査証紙を貼付)
 ・検査にかかる手数料
  小型・・・・・合計1700円(印紙400円、証紙1300円)
  
●自動車検査証
●点検整備記録簿
●自動車重量税納付書(重量税印紙を貼付して納付)
●自動車税納税証明書
●自動車損害賠償責任保険(共済)証明書

posted by 北森 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

これからはシンプル、ミニマル。グッチのパンテオン



最近、特に気になっている時計の一つに
グッチのパンテオンがあります。

エッヂの立ったケースにスムースなベゼル。
バーインデックスとロゴだけのシンプルな文字盤。
いや、この文字盤はシンプルを通り越して
ミニマルな領域にまで踏み入れていますね。

最近出たデジタルもそうですがグッチの新しいラインは
どれもミニマル方向に進んでいて非常に好感が持てます。
多くのブランドにある意匠に凝ったものは
もうお腹いっぱいな感じがあります。

クルマにしても新しいVWゴルフは先代からかなりそぎ落として
シンプルになっているようですが、アイコンがしっかりしているから
誰が見てもゴルフとわかる。

アイコンなどのブランディングさえしっかりとしていれば
これからの商品はそぎ落としていったほうが
好感がもたれるような気がします。
ただし装飾に頼らない分、素材の力と仕上げが前面に出てしまうので
かえって高い商品になってしまうかもしれません。
しかし、そういう力が強いほうが長く使える商品になると思うので
最終的には結構お買い得かもしれません。

本来、日本の工業製品のお得意の分野だったはずなのですが
最近はどうしてしまったのでしょうか?

posted by 北森 at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

ショパール ミレミリアクロノグラフのバンド

今、非常に気に入って使い倒している
ショパール ミッレミリアクロノグラフ16/8331
ジャッキー・イクス リミテッド


1000miles001.jpg

このタイヤパターンのバンドは非常に雰囲気があって好きなのですが
黒のラバーというところに若干飽きが来ているところも否めません。

そこで、思い切ってバンドを交換しようと思うのですが
質感のバランスという点で見ると、
量販店で売っているようなものでは役不足のような気がします。

やはりカミーユ・フォルネジャン・ルソーがいいかなとも思っています。
ここら辺のブランドだとオーダーになってしまうので
納期がとんでもなく長いのが玉に瑕。

ジャン・ルソーだと凝った仕様にしなければ8日間で仕上げてくれる
サービスもありますが。

希望する仕様といっても、私の場合、ブルーリザードで白ステッチ、
3mm厚で仕上げてもらえればいいので8日間仕上げでも行けそうなんですが、
リザードの質感がカミーユ・フォルネのほうがいいような気もして
かなりの悩みです。

オーストリッチ素材も結構気になるので
週末辺りに物色しに行こうかと考えています。
posted by 北森 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

プジョー306を衝動買い

306003.jpg

プジョー306をヤフーオークションで衝動買いしてしまったので
名義変更をするために今年2度目の練馬陸運局へやってきました。
馴れたもので30分くらいで終了しました。
こういうところに慣れるというのは
安いクルマを買いすぎな証拠ですね。

初めてのフランス車ということもあり
かなり色々と心配しておりましたが
ちゃんとしたお店の業者出品でなおかつ
前オーナーが非常にしっかりと整備をされていたようで
かなり快調です。

私の買ったプジョー306は「スタイル」というベーシックグレード。
ですが、ベーシックだからこそ、ましてやマニュアルシフトの
かなり味の濃いクルマです。

クルマは道が育てる、とはよく言われることですが
プジョーもまさにこの言葉が当てはまる。
あのふわふわしたフランス独特の乗り心地は
石畳を走るためにあるのだろうということを
近所の商店街で実感しました。

以前乗っていたVWゴルフやオペルヴィータでは
突き上げが激しくて躊躇していた道ですが
306は、こともなげに走りきる。
かといってタイヤの接地感が無いわけではなく
すごくサスペンションが動いている感じで
商店街の石畳を走りぬくのですから驚きです。

そして普通の舗装路なら足回りとシートの組み合わせによる
かなり安楽な乗り心地にうっとりしています。

いやぁ、今回はいい買い物をしました。


posted by 北森 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

クルマのファンタジー性能

クルマの要素で重要なことは多々あると思います。
速度や加速などの動力性能、低公害や省燃費などの環境性能。
しかし、こういった技術的な要素は
実はそんなに重要では無いように思えます。
技術でまかなえることは、本当に必要な技術であれば
おおよそ多くのメーカーが追従し一般化していきます。
例えばスーパースポーツはその動力性能だけを見れば
すでに日産GT-Rなど日本車でも実現できていますし
ハイブリッドなどの環境性能も、もはやトヨタだけのものでは
ありません。ようするに現在の自動車を取り巻く世界は
技術がアドバンテージにはなりえないのではないかと
考えるのです。

ハイブリッドで考えると未だにプリウスの一人勝ち状態。
プリウスが大ヒットした要素はその環境性能もさることながら
これを乗ることで環境貢献をしているというイメージが湧く
というファンタジーな部分が多い。
これは専用ボディーで差別化したおかげでファンタジー力が
ついたと考えるのです。その証拠にシビックのハイブリッドは
販売台数もパッとしません。ファンタジー不足です。

これからのクルマを考えると
このファンタジー性能は非常に重要であると思います。
「これに乗るとどうなるか」という提案をどこまで濃くできるか
がこれからのクルマにはもっと必要になってくると思います。
ミニバンですら「快適に人数が多く乗れる」程度の
提案ではダメでしょう。

ファンタジー性能で見るとロールスやベントレーはズバ抜けています。
ポルシェもフェラーリもランボルギーニも。
クルマを見るだけで「これに乗るとどうなるか」が解りやすい。

小型車でもヨーロッパ車はその辺が非常にわかりやすいモノが多い。
ミニでもフィアット500でもゴルフでもプジョーでも
それに乗る生活がどんなものかを想像しやすいし
現状よりも豊かになるような気がします。

ここに今年のパリショーで公開されたアウディA1があります。

写真はMSNから

これを見たとき、私はアウディのファンタジー性能が
かなり上がっていることを確信しました。
そして誰がこれを買うのか、どうやって乗るのか。
すべてはこのフロントマスクが物語っていると思うのです。
このちょっとやんちゃ坊主なフロントマスクは
かなり女性の支持を集めると思います。
ペット的な風防はファンタジーに満ちています。
これが発売される時、広告は女性向けファッション誌に
多数掲載されることでしょう。

広告もファンタジー性能の一環ですから。
posted by 北森 at 03:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

手取り月収20万円から始める輸入車生活 番外編その1

「手取り月収20万円から始める輸入車生活」というタイトルの
記事を書き始めてから、Yahooオークションの「自動車車体」という
カテゴリーに貼りついています。

それにしても、格安出品車の動向が激しくなってきています。
こういうのって、株価動向とリンクしているような気がします。
特に20万円台のクルマの動きが激しい。

いま現在、この辺りの価格帯でお勧めなのが
ルノーのルーテシアとメルセデスのW201型Cクラス。
メルセデスのでこの価格帯の場合
12万km以上とかなり過走行気味ですが
部品も豊富だし、なんせ作りが強い。
190EやW124型Eクラスには負けますが
W201型でもメンテ次第で20万kmはいけるクルマ。
スルーするにはかなり惜しい存在です。

そしてルーテシア。1400cc、5万km前後の
1999年式以降がこの価格帯に入ってきました。
ルノーのシートは総じて座り心地よいので
かなりお勧めできます。

逆にこの辺りの価格帯に入りそうで入らないのが
プジョー206の低年式車。
30万円を割り込む個体はめったに出てこない。
207が出た今でも人気の衰えがありません。


そして、これから範囲内に入ってきそうな個体が
多く発見されたのがジャガーのSタイプ。
V8エンジンさえ視野に入れなければ
80万を大きく切る価格でかなりの格安感が得られます。
Sタイプはリンカーンベースがどうとか
色々と言われていますが、とりあえず50万円を切って
6万km以下の車体であればひたすら豪華なクルマという事で
いいのではないでしょうか。
しかし、一番小さなエンジンでも2.5Lですから
燃費の面では割高かもしれません。
ただ、Sタイプのファンタジー力、侮れません。
posted by 北森 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする