2009年08月10日

デスクトップパソコンのモニタを買い換える

それまで、私の使っていたデスクトップPCのモニタは
三菱のRDF223HというCRT(ブラウン管タイプ)モニタでした。

取材写真の修整などをPCでやっていたので
なかなか液晶モニタに移行できなかったのです。
写真の階調表現を満足に表示する液晶モニタは
20インチ以上だと10万円位してしまうか
もしくはi-Macの24インチくらいしか
選択肢が無かったのです。

まぁ、それも昨年に買い換えようとしたときのお話ですが。

そんな感じで早6年も使っていたCRTモニタが
今朝、作業中に「ブンッ」という音とともにブラックアウト。
その後、うんともすんとも言わなくなりました。
作業中のデータが・・・・・・。
「うぎゃぁぁぁぁぁ」という悲鳴とともに
周囲に当り散らして大騒ぎしていましたが
冷静に考えると、表示をしなくなっただけで
このままPCの電源さえ落とさなければ
とりあえずデータは消えない、と判断。

10時頃を待って、近所のPCデポへ。
ここは中古もやっているので、
なんとかCRTモニタでつなごうと思ったのですが
なんとCRTモニタは扱っていない。
店員さんに聞くと
「今、CRTを置いても誰も買わないんで
引き取り品は全て処分しています。」
「がーーーーーーーーーーーーーんっ!!」
目の前、真っ白です。

いや、アキバに行けばなんとかなる。
そう信じて秋葉原のソフマップへ。
やっぱり、ここにも無い。
裏のパーツ通りの中古店を漁ってみても
箸にも棒にもかからないCRTモニタばかり売っている。
三菱か飯山かナナオは無いのか。
店員さんに聞いても「ありません」
唯一見つけたシリコングラフィックの21インチは
コネクタ形状が昔のMac用で断念。

もうしょうがない、液晶モニタしかない。
清水(きよみず)ダイブで再度ソフマップへ。
液晶売り場に行って見ると、
ずいぶんお安くなってますね、とビックリ。
23インチクラスで2万円台からあるじゃない。

知らぬは一生の恥だなぁ。

2万円台はほとんどがLGかAcer。
どうも色味と白抜けが気に入らない。
輝度ばかり高くてもなぁ。
DVD見るならこれでもいいけど。

そこでこの価格帯で孤軍奮闘している
三菱を見ると、色身がCRTに近い。
えっ、こんなに色いいの?いま。
これ、去年だとナナオの
EIZOブランドじゃないと無かったでしょ。
新製品はさすがにすごい。
その上、表示解像度が1920x 1080
なんてハイスペック。
デイトレーダーだったらモニタひとつで
3銘柄くらい取引できちゃうくらい広い。
CRTの時は1600×1200でしたからね。

そんな訳で三菱でいろいろと検討して
DVDは無視、光沢液晶は必要なしとやっていったら
Diamondcrysta WIDE RDT231WLM
という機種になりました。



ダッシュで家に帰りモニタを接続し
セッティングを後回しにしてとりあえず開いていたファイルを保存。
これで今までの苦労が水の泡にならずにすんだ。

改めて再起動をし、解像度を1920x 1080にセット。
表示が切り替わってOKを押そうとしたとき、
表示のちらつきに気がついた。
ちらつきが無くなる解像度まで落とすと
1440×900になってしまう。
これじゃダメじゃん。

使っていたビデオカードに問題があったのです。
ATI RADEON X1600だとドライバを最新のものにしないと
ちゃんと表示してくれない。
AMDのATIダウンロードで落として
インストールしたら見事に解決してくれました。

モニタを入れ替えるとき、画像を扱う場合は
必ずキャリブレーション(色あわせ)が必要になります。

これが結構面倒な作業でなるべく避けたいというのも
モニタ買換えを延び延びにしていた理由でもあります。
私の場合はAdobe GummaというPhotoshopに
添付されていたものを使いました。

添付されているのが英語版なんでホント面倒だ
なんて思っていたら、日本語パッチが
Adobeからダウンロードできるんですね。
やっぱ知らぬは一生の恥だわ。

なんだかんだで結局一日を費やしてしまった
モニタ買換え騒動でした。
posted by 北森 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | その他(クルマ以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする