9月から毎月1回の走行会参加ノルマを復活させようと思います。
手始めに、9月25日のつくばコース1000で開催される
ENGINEドライビングレッスン。
5月のレッスンのときに講師のトム吉田先生に
「フロントのショック、伸び側が抜けているから」
と注意されていたんでショック交換を考えていたのですが
ノーマルをディーラーで交換してもらうと工賃込み12万円!!
いやいや、そんなお金はありません。
ショックアブソーバー単体だとモンローの3万円から
ビルシュタインの18万円、プジョースポールのN1用25万円と
実に幅広く存在するのですが、今回はスプリング交換をしないので
一番安いモンローの3万円をチョイス。
これだって、抜け抜けの純正に比べれば全然マシなはずです。
ショックアブソーバーを入手したのはいいのですが
これを取り付けるところを探すのが結構手間がかかります。
社外品だからディーラーに持っていくのも気が引けますし
近所の修理工場は外車だと見てくれません。
杉並の和泉にフランス車の整備で有名な
CINQ(サンク)というお店があるのですが
10月まで予約でいっぱいと言われてしまい
まさに八方塞な状態。
リフトとエア工具があれば自分でやってしまおうか
とも思ったんですが、これが借りれる友人は宇都宮だし・・・。
というわけで、ネットで持込取り付けを検索かけて見ると
国産車向けはそれこそ無尽蔵に出てきますけど
外車、特にフランス車となると全滅。
それでも何とか「取付 持込 都内」という検索ワードで
2店舗が引っかかりました。
それもGoogleではなくヤフオクで。
1件目は品川区の五反田秘密基地。
自宅からの距離がいささか遠いので保留していると2件目を発見。
和光市のくるま屋なかむら。
うちから30分かからない距離なんでこちらに決定。
笹目通りのレインボー教習所の裏手なんで
比較的場所もわかりやすい。
さっそく電話で見積もりを聞いたら
「プジョーはやったことないんで2万5千円で」と。
やったことない=時間がかかる
という解釈で納得しOKということに。
それでも2万5千円ってかなり安い。
ディーラーの工賃の半額以下、カーコンの半額。
というわけで本日、くるま屋なかむらへ。
ついて早々にリフトアップしてタイヤがはずされ
フロントのストラットをはずす作業開始。
見た目はカローラなどと同じような取付方法かと思っていましたが
ストラットの下部をリングでカシメる方法でとまっているので
まぁ、固いこと固いこと。
ロアアームが全然下がらないこともあって結構大変そう。
それでも30分かからずに純正が外されました。
それで取付という事になるのですが
モンローのショックが微妙に長い。そう、ミリ単位で。
この、あと数ミリがクリアできないために
ハブをロアアームから外して取り付けようということになりました。
プジョーはやったことない、というわりには
スピーディーに分解、取付がなされているように感じます。
ただ、国産車はこんなところを分解しなくては
ショックが取り付かないなんてことはないでしょうから
この分が時間がかかる、というか想定外な出来事なのでしょう。
リアはスプリングが無い変わりに
トーションバーがその役目を果たしているので
ショックの取付部にどれくらいの力がかかっているかで
取り付けの難易度が変わるということで
すごく時間がかかるか、一瞬で終わるかのどちらかだという話。
実際にやってみると恐ろしくあっけなく外されました。
左の取付ボルトがマフラーに隠れて手が入れづらいことを除いて。
しかし、取付の際にトーションバーの力が効いて
ボルト穴が合わずにジャッキで抑え付けるという場面が。
そんなこんなでリアも無事装着完了。
作業時間は2時間弱。国産車に比べると
だいぶ時間がかかったらしいのですが
実際の話、かなりスピーディですよ。
4時間くらいの作業時間を考えていたので
だいぶ時間を得しました。
装着後の印象はというと、一言
変えてよかった。
今までのショックアブソーバーは明らかにヘタってましたね。
停車時のノーズダイブが明らかに消え、
交差点レベルの旋回速度でもロールスピードが減っています。
目地段差や路面の凹凸も
スプリングの伸縮範囲内で収まっている感じ。
首都高速を大宮のほうまで走ってみましたが
明らかに乗り心地がいい。
直線だとホイールベースが長くなった
というような錯覚を起こします。
スプリングを変えていないのであれば
モンローで充分だと思います。
多分ザックスの6万円程度のものだと最高でしょうが
ビルシュタインの15万円までは必要ないでしょう。
ビル足はスプリング交換前提ですし。
プジョー306でスプリングを、
特にリアのを変えるのは至難の業ですしね。
トーションバーやアーム交換ですから。