2010年01月31日

栃木クォリティTC1000走行会

1月30日に筑波サーキットのコース1000で行われた
栃木クォリティ走行会に行ってきました。

この走行会、ちょっと変わった特色がありまして
こういうクルマがたくさん走っているという走行会です。

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走行会の詳しい内容は月刊痛車道4月号に書きますので
今回はすごく個人的な内容を。

永遠のライバル(笑)と私が勝手に呼んでいる方と
「勝負だ」なんて意っていたのですが
日産マーチ12SRで47秒台を続出。
プジョー306は歯が立たない。

私のプジョー306、
9月のエンジンドライビングレッスンで49秒台に入ってから
このクルマの限界タイムに達したのではないかと考えていました。
今回も49秒台半ばをうろうろしている状況。

本当にクルマの限界なのか、私が下手なのか判断しかねていたので
レース経験者にプジョーに乗ってもらってタイムを見てもらおう
と考え、実際に乗ってもらうことにしました。

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この人と

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NOPRO jr ロードスターの彼に

そうすると驚愕の事実が浮き彫りになるのです。

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これぐらい攻め込むと
なんと48秒台中盤までタイムが伸びたのです。

二人ともプジョー初乗りですから「もっと行けるよ」と
いやぁ、さすがに私も火が点きました。

おかげさまで49秒1までタイムを縮めることに成功。
3月のTC1000にはタイヤも新調するので
48秒台に入れられることでしょう。

速い人に自分のクルマを乗ってもらうと
いろいろと勉強になります。

これで前回のブログで書いたロガーがあれば完璧だな、と。



posted by 北森 at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

サーキット派に秘密兵器登場。Dig Spiceはすごい。

痛車道のサイトではすでに掲載されていますが
私がお手伝いを少しだけしている
NOPRO jr ロードスターが今年の活動を開始いたしました。

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1月20日に筑波サーキットへ練習走行へ出向き
データ収集とスキルアップを兼ねて走りこんでまいりました。

今シーズンはハイテクデバイスを投入し
ドライビング解析により論理的なタイム向上を狙おうと
デジスパイス株式会社のDig Spiceという
GPSロガーを導入しました。

Dig Spice

こんな小さいセンサー部だけをクルマに貼り付けて
本当にドライブログが取れるのかと
正直、半信半疑だったのですが
実際、解析ソフトでログを展開してみて
あまりのすごさに唖然としてしまいました。

動画はこのロガーで生成したログアニメーション。

コースは筑波サーキットコース1000です。
ベストラップとセカンドラップのラインの違いや
速度を表示するバーグラフで加減速の様子が一目で解かる。

続いて筑波サーキット コース2000。


自分の走っているラインを
ここまで客観的に見ることが出来るツールは
いままで存在しなかった。
これは、革命といえるほどのすごいツールです。

デジスパイス社のサイトには各サーキットの参考ログデータもあり
解析ソフトを導入してあれば参考ログデータと
自分のデータを照らし合わせてどこを改善するべきかを
研究することが出来ます。
まだコースやカテゴリは少ないですが
今シーズンが本格的に始まればどんどんデータは蓄積されるでしょう。

こんな、ちょっと前まではゲームの世界かF1くらいでしか
お目にかかることの出来なかったシステムが
たった4万円程度で手に入るというのですから驚きです。

これはサーキット派には絶対にお勧めのアイテム。
絶対にはやくなれること請け合いです。





posted by 北森 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

ママチャリグランプリ2009シリーズ最終戦「スーパーママチャリグランプリ」参戦記

冬の富士スピードウェイでもこんなすばらしい天候があるのか?

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そして、好天を象徴するかのごとくの美しい日の出。
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なんでこんな真冬に富士スピードウェイで
ご来光を眺めているのかといえば
この日、1月10日はスーパーママチャリグランプリ決勝戦。
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今年のスーパーママチャリグランプリは
拍子抜けするほどの快適な天候。
最低気温もマイナス2度どまり。
ペットボトルの水も凍結せずに普通に飲めます。

第三回となったスーパーママチャリグランプリ
もう説明の必要はないほど定着している感もありますが
もう一度ここでおさらいしておきましょう。

話は簡単、F1も走った富士スピードウェイのグランプリコースを
ママチャリで走りましょう。走るんだったら耐久レースをしましょう
というもの。
このレース、実は富士のカートコースで行われている
ママチャリグランプリ全三戦の最終戦でもあり
年間王者を決める重要な一戦でもあるのですが
参加台数は最終戦のスーパーママチャリグランプリが
圧倒的多数を占めています。

その数なんと1300チーム!!
1チーム10人まで参加できるので選手だけで13000人。
お手伝いや親子連れ、観客まで含めると3万人以上が
富士のパドックに集結し、さながら難民キャンプ(失礼)。

今回、私が参加した新潮社「ENGINE」チームと
協力体制をとってもらった「秋葉謹製 with ENGINE」チーム
サポーター含め、合わせて30人の大所帯。
他のチームも大体それぐらいの人数で参加しているので
見事に人と海が出来上がっています。

「秋葉謹製 with ENGINE」チームのスターティングライダー
ファルケンジャー
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なんと月刊痛車道のロゴステッカーが!!
宣伝、ありがとうございます。

そして新潮社「ENGINE」チームのマシン。
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第一回大会からの参戦経験を生かして
今回はマシンをかなり吟味、そしてライトチューン。
ベース車両はサイクルベースあさひオリジナルの
ボビータウン266という26インチ、6段変速車。
ボビータウン266
この車両をベースにバーハンドル、ステンレスケージなどを装備。

今まで使用していた内装3段式とは比べ物にならないほどの
高速巡航性能と直進性を誇り、登坂能力も格段にアップ。
とにかく1コーナの進入が怖くない。
ママチャリと言えども富士の1コーナーはかなりの難所。
ここが怖くないマシンでなくてはまず勝てないといえます。

そんなこんなでいよいよスタート。
今回はペースカーも気合が入ってレクサスIS-Fです。
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前回、カルディナのペースカーでしたが
なんと1周目にママチャリのトップ集団に抜かれる
というアクシデントがありましたので
より高性能なIS-Fが選ばれた
という笑えるアナウンスがあったとかなかったとか・・・。
それだけ参加者も気合がはいているということなのですが
しつこいくらいに「ペースカーを追い越すな」という
アナウンスが流れまくっておりました。

そして午前8時。
シグナルが青に変わった瞬間。
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一斉に1300台というママチャリが
7時間後のゴールを目指してスタートしていきます。

そして10分後くらいには最初のライダーチェンジのため
各車がこれまた一斉にピットに戻ってきます。
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そのおかげでピットは大渋滞。
ピットロードに入ると歩く程度の速度という最徐行を余儀なくされる。
ここでのタイムロスはかなりのものです。

そこで新潮社「ENGINE」チームと
「秋葉謹製 with ENGINE」チームは奇策に打って出ます。
実はライダーチェンジポイントはピットロードのほかに
一周を回りきれない人のためにヘアピンコーナーでも出来るのです。
つまり、この奇策とはヘアピンコーナでのルーティンチェンジ。
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自動車ジャーナリスト金子 浩久さんからENGINE塩澤さんへ。

これはかなりの効果が上がりました。
正直言ってライダーチェンジ1回あたり1分は差が出ます。
そのおかげでぐんぐんと調子を上げて
開始4時間あたりでは200位を割り込み170位前後まで
順位をあげていきます。

体力に自信のある「秋葉謹製 with ENGINE」ファルケンジャーや
「ENGINE」チームの小野カメラマンは1回の交代で2周、3周をこなし
ガンガンと周回を稼いでくれます。
おかげでメタボな私はかなり救われました。

これは激走のファルケンジャー
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ママチャリグランプリはファルケンジャーのような
体育会系の参加者ばかりではありません。

コスプレがいたり、とんでもなく派手な自転車がいたりと
お祭り的な要素もふんだんに詰め込まれています。
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この雪だるまも最後まで壊れずに完走していました。

痛チャリ系もエウレカ、マクロス、ボカロなど数多く参加。
ノリはコミケ13日目?

というわけで7時間経過後の感動のゴール。
ENGINEチームのアンカーは小野カメラマン。
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ママチャリにレーシングスーツって言うのが
わりとかっこいいかも知れません。

結果は新潮社「ENGINE」チーム 34周 189位
「秋葉謹製 with ENGINE」チーム 35周 148位

昨年の27周から大きくステップアップ。
念願の200位以内に!!

そんな激戦を戦った仲間たち
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しかし、今回のママチャリグランプリは
これだけでは終わらなかったのです。

なんと「秋葉謹製 with ENGINE」チームがベストドレッサー賞!!
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キャンギャルならぬキャンボーイのジャック・スパローが
ベストドレッサー賞として表彰されました。
これも3年間続けたおかげです。

さぁ、来年も参加しますよ。
関係者各位、よろしくお願いします。



posted by 北森 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

西又葵で若干テンションが下がった−東京オートサロン

東京オートサロンの取材に行くために
公式サイトをチェックしていたら
こんなものが・・・。

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西又葵が描いた公式キャラクターだそうです。

なんか媚びすぎて萎える。

主催者の意向と出展者の気合はまったく違うはずなので
出展者の気合と根性を見に行ってくるつもりです。

取材してきた内容はこのブログでも紹介しますので
お楽しみに。


posted by 北森 at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月06日

スーパーママチャリGP参戦に向けて-時計編

新年あけましておめでとうございます。

昨年は月刊痛車道なるフリーペーパーの創刊により
メインライターとして書かせていただくなど
いろいろと飛躍の年でありましたが
今年はもっと大きな飛躍が出来るよう
努力邁進いたします。

さて、そんな今年の一発目の大仕事が
1月10日に開催される「スーパーママチャリグランプリ」
このイベントには新潮社ENGINE誌の塩澤さんとともに
第一回から参加しておりまして、今年で3回目。なんと皆勤賞です。
去年のレポートは過去ログを参照いただくとして
現在はこのママチャリグランプリの参戦の準備を
着々と進めている段階です。

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昨日、参戦マシンも調達し、ベースキャンプ用のテントや
炊事用品、場所取り要員の手配も完了。
当日に望むだけという状態になりつつあります。

この競技、ママチャリといえども
エクストリームスポーツである
という様相を呈しているので
個人装備もかなり重要になってきます。

転倒なども考慮してヘルメット着用も義務づけられているので
時計も当然G-SHOCKが最適だろうと考えます。

しかしG-SHOCK、いまや上は60万円から下は4980円まで
実にさまざまなラインナップを誇り
どれを選んでいいかという疑問にさいなまれること必至。

私の場合、何本かG-SHOCKを所有しているということもあって
ママチャリGP用に新たに購入しようとした場合
クロノグラフ、ストップウォッチ機能に
特化したものを選んでみました。

CASIO G-7710-1JF
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ソーラーも電波受信機能も付いていないので
実勢価格1万円未満で買えるこのモデルの特徴は
1/1000秒計測のクロノグラフ。

これだけだったら別に1/100秒計測できるソーラー電波モデルが
1万円ちょっとで買えるじゃないかとおっしゃる方もいらっしゃる
と思いますが、このクロノグラフの機能はそこだけにとどまりません。
なんとラップ計測機能付き!!

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1周ごとのラップタイムが計測でき、なおかつ合計時間も表示。
そしてログまで取れる。つまり記録が残るのです。

現在売られている腕時計全ての中で
この機能のクロノグラフはこのG-7710シリーズだけしかありません。

過去、アイルトン・セナが走っていた頃のF1ブームの時代、
いまから約20年ほど前に、やはりG-SHOCKから同様の機能を持った
DW-6000というモデルが出ていましたので
この機能の復活は実に20年ぶり。ファン待望の機能です。

最新のG-SHOCKのご多分にもれず
このG-7710も多彩なカラーバリエィションがあり
色でも楽しませてくれます。

  
  


サーキットでの絶対的おすすめアイテムであります。
posted by 北森 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする