2010年04月24日

どうしてこうなった?パネライ・フェラーリ投売りの現状。

パネライの腕時計は大変人気が高く
中古相場もかなりの高値で推移しているように感じるのですが
同じパネライが作り、同じムーブメントを搭載していながら
新品でもかなり値を下げているのが
フェラーリウォッチ・エンジニアリング バイ オフィチーネパネライ。
並行新品の価格が正規価格の半額なんていうのは当たり前。


これが正規の1/3!!


フドロワイヤントの1/8計測も驚愕の1/3!


そして驚愕はパネライオリジナルムーブ2000系の
10日巻きGMTモデル!!

これも市価の1/3ですよ。


えっ、本当にどうしちゃったの?って感じです。
リンク可能な写真がジャックロード楽天支店のものしか
見当たらなかったので、これしかリンク貼ってないですが
同じ中野でも「かめきち」だと
8日巻きパネライオリジナルムーブのワンプッシュクロノの
モノプルサンティが70万円切ってます。定価は200万円。
定価が300万円のパーペチュアルカレンダーだって100万円切り。

パネライのオリジナルムーブが欲しいだけなら
フェラーリで買ったほうが断然お得です。

実際、フェラーリウォッチがこんだけ値を下げるのはわかる気がします。
まず、フェラーリのエレガントとは対極の無骨のデザイン。
パネライってことを引きずり過ぎ。
文字盤や裏ブタにフェラーリのモチーフを引用しようとも
全体の雰囲気はフェラーリから遠いのが敗因だと思います。
どちらかというとランボルギーニで売れば
雰囲気が重なったと思います。

そういった意味ではジラールペルーゴ時代のほうが
フェラーリぽさは濃厚。


フェラーリってことを考えずに
パネライの一ジャンルとしてこの時計を捕らえれば
こんなに安価に買えるのは夢のようでもあります。
特に2000系オリジナルムーブ搭載モデルは
パネライ本家でこの値段で買おうというのは
中古でもまず無理。

パネライ2000系ムーブはあとで絶対に価値の出るモデルです。
フェラーリモデルがこんな状態のうちに買っておくのが吉
ではないでしょうか。






posted by 北森 at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする