2011年03月14日

給油待ち行列ではアイドリングを止めよう

東北関東大震災の影響で、東京や横浜でも
ガソリンスタンドの供給不足が続いています。
開いているガソリンスタンドには長蛇の列が
続いており、私も本日、1時間待ちを経験しました。

帰宅困難な状況で自動車を置いて
徒歩で帰ってきてしまったという方も
数多くいらっしゃるのも事実です。
そういった方々が出先から
やっと自動車を取りに
動けるようになったのが
今日からという場合も
多いのも事実です。

逼迫する状況下ですが、
そういった事情も考えると
自動車での移動を自粛しろなどの
きれいごとを言うことも
出来ない気がします。

そんな状況の中、ガス欠寸前で
給油待ちの長蛇の列に
並ぶということも多いでしょう。
並んでいる最中に
ガス欠になってしまうという
事態だけは避けたいものです。

自動車はアイドリング時に
おおむね1時間当たり1リットルの
ガソリンを消費してしまいます。

その上、ストップ&ゴーを繰り返すのですから
1時間の行列で2リットル以上の消費は確実です。
メーターにガス欠マークが点灯している場合
国産車であれば残量はおおむね5リットル程度。
しばらく走行しているのであれば、
行列に並ぶこと自体、それこそ危機的状況です。

排気ガスの環境の影響などということ以前に
アイドリングを止めないと、自動車が動けなく
なってしまいます。
給油待ちの際は必ずアイドリングストップをしましょう。

あなたが、そしてみんなが給油待ちで
アイドリングストップをすれば
ガソリンの在庫切れという状況を
少しでも伸ばせるかもしれません。

自分のためにも、そして誰かのためにも
給油待ちの行列ではアイドリングストップを
お願いいたします。




posted by 北森 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

計画停電に備えて

計画停電が決定されました。

計画停電の時間帯になる前に
行うべきことはいろいろとありますが
特に必要なことを電気技術者としての立場で
記したいと思います。

1.液晶テレビ、HDDやDVDなどの録画装置、
 パソコンのコンセントは抜いておきましょう。
  電気復旧直後に瞬間的に高調波といわれる
  周波数の乱れた電流が流れる場合があります。
  この影響でメモリ、HDDが破損する場合があります。
  復旧を確認してからコンセントを挿すくらいの
  時間が経過していれば問題ありません。

2.ガスストーブ、ガスコンロはコンセントを抜き
 ガスの元栓を閉める。
  スイッチや弁の切り忘れにより
  電気復旧後にガス器具から
  ガス漏れが発生する場合があります。

3.バケツ、風呂に水をためておく
  停電地域の水道ポンプ所や
  マンションの揚水ポンプが止まり
  一時的に断水する可能性があります。
  飲み水に困るほどの時間ではないが
  トイレの水洗用水や消火用水として
  貯めておきましょう。

4.予定時間の30分前からエレベーターには乗らない。
  停電時最寄階停止機能が
  付いていないエレベーターも
  数多く存在します。
  その場合、停電時間中は暗闇の中に
  閉じ込められてしまいます。



停電が始まりましたら
とりあえずブレーカーを切っておきましょう。
電気復旧後に自分でブレーカーを入れることにより
目視で電気機器の状況が判断でき、
切り忘れたアイロンや電気ストーブなどでの事故を
未然に防ぐことが出来ます。



posted by 北森 at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | その他(クルマ以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする