2008年08月12日

無責任なペット飼育の末路

先日、埼玉県をクルマで走行中、TOKYO FMの入りが悪くなったので
NACK5にチューニングを変えた瞬間、
埼玉県広報のかなり耳慣れないコマーシャルが入ってきた。

「アライグマが大量発生しております。
屋根裏などに住み着いていたら市町村役場までご連絡を」

アライグマ?
あのラスカルですか?
練馬区でもタヌキは生息していますが
さすがにアライグマは見ないよなぁ。

そんな疑問を持ちながら埼玉県庁のサイトを見てみると
アライグマ関連の情報がかなりの数でアップされています。

http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BX06/suishin/kikaku/dayori/11/P2.html
http://www.pref.saitama.lg.jp/A09/BD00/gairai/gairai.htm

以下PDFファイルなので若干ダウンロードが重いことがあります。

http://www.pref.saitama.lg.jp/A09/BD00/gairai/keikaku.pdf
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ05/hitome/h18singijutu/32.pdf

まだまだかなり出てきます。

なんと練馬区のお隣、和光市や朝霞市も駆除計画地域に指定されています。
ということは練馬区にも流入の危険性が。

実際、アライグマはペットで飼育してもかなり躾が大変で
生後半年を経てまだ人に慣れていなければ
まず間違いなく人に慣れることはありません。
基本的に気性が荒い雑食性ですから
野生化するとかなり凶暴ではないかと思われます。

こういった外来種が野生化するきっかけは
ほぼ間違いなくペットを無責任に野に放つことです。
野に放っているのは自分一人
というような気になっているかもしれませんが
そんな自分勝手な一人一人が実はたくさんいて
それが埼玉県のような状態を生むのです。

放置ペットではカミツキガメなどが話題になることが多いですが
実は哺乳類のほうが行動範囲も繁殖力も強く
農作物や子供達への被害も膨らんでいるのです。

アライグマやカミツキガメに限らず、
もし飼いきれなくなったペットがいた場合は
多少残酷な気がするかもしれませんが保健所や動物愛護センターへ
引取りの相談に行かれることをお勧めします。
posted by 北森 at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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