NACK5にチューニングを変えた瞬間、
埼玉県広報のかなり耳慣れないコマーシャルが入ってきた。
「アライグマが大量発生しております。
屋根裏などに住み着いていたら市町村役場までご連絡を」
アライグマ?
あのラスカルですか?
練馬区でもタヌキは生息していますが
さすがにアライグマは見ないよなぁ。
そんな疑問を持ちながら埼玉県庁のサイトを見てみると
アライグマ関連の情報がかなりの数でアップされています。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BX06/suishin/kikaku/dayori/11/P2.html
http://www.pref.saitama.lg.jp/A09/BD00/gairai/gairai.htm
以下PDFファイルなので若干ダウンロードが重いことがあります。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A09/BD00/gairai/keikaku.pdf
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ05/hitome/h18singijutu/32.pdf
まだまだかなり出てきます。
なんと練馬区のお隣、和光市や朝霞市も駆除計画地域に指定されています。
ということは練馬区にも流入の危険性が。
実際、アライグマはペットで飼育してもかなり躾が大変で
生後半年を経てまだ人に慣れていなければ
まず間違いなく人に慣れることはありません。
基本的に気性が荒い雑食性ですから
野生化するとかなり凶暴ではないかと思われます。
こういった外来種が野生化するきっかけは
ほぼ間違いなくペットを無責任に野に放つことです。
野に放っているのは自分一人
というような気になっているかもしれませんが
そんな自分勝手な一人一人が実はたくさんいて
それが埼玉県のような状態を生むのです。
放置ペットではカミツキガメなどが話題になることが多いですが
実は哺乳類のほうが行動範囲も繁殖力も強く
農作物や子供達への被害も膨らんでいるのです。
アライグマやカミツキガメに限らず、
もし飼いきれなくなったペットがいた場合は
多少残酷な気がするかもしれませんが保健所や動物愛護センターへ
引取りの相談に行かれることをお勧めします。