その上、とんでもない寒風が吹きすさぶ。
ここはつくばサーキットコース1000。
このクソ寒い中、痛車と呼ばれるクルマたちを中心に
60台以上も集まった走行会が開催された。
午前7時とはいえ雨の朝はまだ薄暗い。
その上、体感温度は氷点下というこの日にも
痛車たちは続々と集まってくる。
このブログでは何度も痛車の記事を書いているので
いまさら説明する必要は無いだろう。
こんな痛車たちを惜しげもなく走らせる姿を
誰が想像できただろうか。
萌えなクルマがまさに燃えていた。
しかし土砂降りの雨の中、
説明するまでもなくコースコンディションはヘビーウェット。
コースのところどころでは水溜りを通り越して
浅い川になっているところもあるほど。
そんな状況からクラッシュも続出。
しかし、彼らは自重と言う言葉を知らない。
滑ろうがなんだろうが、アクセルを緩めることは無い。
クルマが痛車、ドライバーがオタクだからヌルイ感じがするが
実際のドライビングの熱は
その辺の自称「エンスー」を軽く凌駕する。
クルマのカラーリングに惑わされると
ちょっと痛い目を見る可能性が大きい。
ここまで痛いクルマを作りこんでいるのだから
クルマにかける情熱はキャラへの愛と同等なのだろう。
痛いクルマではなかったが
この走行会で気合の入ったプジョー106がいたので
ツーショット写真を撮らせてもらった。
カラフルなクルマとそれに似合わぬ熱い走り。
見に行くだけでも充分に楽しめる走行会だった。