の3代目プリウスの陰で2代目プリウスの中古価格が激変しています。
平成19年もので走行距離5万km以上であれば余裕で100万円を未満。
一年以上も待たされる新車のプリウスから比べると
既存のガソリン車からの乗り換えであれば中古でいいと思います。
走行距離が伸びると問題になるバッテリーも
大体10万kmまでは持つ、と一般的には言われていますし
交換したところで15万円程度のもの。
これも電池の開発が進めばサードパーティー製(ただし国産品)が
必ず登場しますし、その新しい電池がリチウムイオンの可能性も。
そうなれば同じ電気容量で重さを減らすか、倍の電気容量を積むか
という選択肢さえ出てきます。バッテリーの交換なんてプロがやれば
あっという間の作業ですから工賃もそんなにかからない。
車検的にどうかという問題も、現行の法律ではモーター出力にしか
規制がないので電池、バッテリーに関しては無法状態です。
ところで、2代目プリウスの電気仕様書や配線図を
じっくり読む機会があって、すごいことを見つけました。
2代目プリウスはバッテリーさえリチウムイオンに出来れば
プラグインハイブリッド、つまり電気自動車寄りに改造できるのです。
電気容量と大きさの問題でニッケル水素電池だと無理ですから。
まぁ、実際はインバーターや充電回路などを
調達しなくてはならないのですが
来年以降発売される3代目プリウスのプラグインハイブリッドの
事故車でも手に入れば、システムをそっくり移植できるはず。
そこまでやらなくても、リチウムイオンバッテリーの費用を抜き
70万円程度の予算でプラグインに改造できる試算が出ました。
バッテリーがいくらするかは謎ですが。
それでも3代目プリウスGの新車価格でプラグインハイブリッドに
転用できる可能性を秘めた、現状90万円の中古車というのも
なんだか夢があっていいと思います。
余談ですが、初代プリウスはもっとお徳です。
マイナーチェンジ前の本当の初期型を買えば
走行バッテリーは永久保証。
初代プリウスを買おうという方は絶対に保証書をチェック!!