2009年08月02日

電気自動車って、どこまで電池を積めるのだろうか?

このお話は、わたくしの完全なる主観です。

電気自動車って、どこまで電池を積めるのだろうか?
ひたすら大容量を積んで航続距離を伸ばすことが
正義だと思う方が大半だろう。

これから先は多分、電池の単価も下がり重量も軽くなる。
そうすれば容量を増やすことは簡単だと思う。
アメリカでは電池の代わりにキャパシタコンデンサを使って
200KWhの充電を可能にするというものまで出てきている。
しかし、現実的には日産EVの24kwhが限界なんだろうなと、考える。

なぜか、それは電気の性質に限界があるからだ。

24kwhの電池を家庭で200V充電をした場合、
充電電流15Aとして単純に計算すると8時間かかる。
これを2倍の容量48kwhの電池にすれば16時間かかることとなる。
充電電流値を30Aに上げれば8時間に出来るのだが
そのために分電盤の仕様から宅内配線に至るまで
既存の設備を全てを交換する必要が出てくるので
現実的とはいえない。
それに電線自体の発熱など危険性もアップする。

急速充電にしても、充電設備容量50KVaで計算すると
30分充電が1時間充電になる。
電気自動車の台数が少ないうちはいいだろうが
普及すれば必ず足かせとなる。
これも充電設備容量を100KVaや200KVaに
変えれば30分や15分でいいだろうと思うかもしれないが
急速充電器1台でこれだけの容量を満たすためには
6000Vの高圧で電力会社から受電しなくてはならず、
また自前で変電設備を用意しなくてはならない。
変電設備だけで安くて500万円ほど。
自前の変電設備は電気料金以外に
法定点検が月1回、年次点検もある。
これらの費用に最低年間25万円。

そして、これだけの大電流を急速充電器から車体に送るケーブルは
とてつもなく太くなり、重くて持ち上げられないだろう。

つまりインフラの限界でもあるわけだ。

もし、今ある急速充電器を活かし続けていく
または200V充電をある程度整備した場合、
やはり24KWhの電池容量が限界であろうと考える。

だからこの先は低コストと軽量化に邁進し
速度や航続距離での無駄な競争はしないだろうと考える。
実際、軽くなれば航続距離は伸びるだろうし
電池をリースとして扱うのであれば
車検のときに軽くなった新しい電池に交換すれば済む。

この24KWhという電池容量を決定した日産は
そのことを完全に見据えているはずだと考える。


posted by 北森 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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