慌てることなく冷静に対応できました。
緊急地震速報のおかげです。
仕事をしていて起きていたのですが
地震の直前、パソコンの前にあったにメールの着信音が鳴り
内容を読むと、「地震発生、強い揺れに備えてください」。
緊急地震速報を受信していたのです。
とりあえずドアを開けて、パソコンの電源を落とし
ガスの元栓を締めていると、数十秒後、
「ゴゴゴゴゴゴ」と地鳴りが響き、すぐさま横揺れ。
実感としてこの間、1分は無かったと思います。
この短い時間でも自身に対する備えは出来るんですね。
緊急地震速報開始のアナウンスは
昨年の実施の時期に随分とテレビやラジオで流れていましたが
「数秒から1分で何が出来るんだよ」というのが感想でした。
しかし、地震が来るぞという心構えがあるだけで
人間は随分と冷静になれるものです。
私の場合、携帯電話に緊急地震速報受信機能がついていたので
好奇心で設定したために受信できたのですが
これを受信しようとする結構難しいんですね。
テレビやラジオでは作動中は受信できますが
緊急地震速報発令と同時に電源が入る機能は今のところありません。
今回のような早朝の場合、mixiやブログを見ると
速報を受信した方は圧倒的に携帯電話が多い。
昨年以降に発売された機種には
ほぼ全てに受信機能がついているので
必ず設定することをお勧めします。
auの場合は下記のURLで設定方法が載っています。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0324/sanko.html
岩手の地震の際は震源地付近で
速報は間に合わなかったということですが
少し離れた地域では有効に利用できたと言うことです。
今回のように海上が震源地の場合、一番近い場所でも
速報から4秒後に揺れが来たそうで、
これなら来るぞ、という心構えぐらいは出来ますから
100%の精度が絶対必要、という原理主義にさえならなければ
この速報はかなり有効だったであろうと思います。
少なくともうちではかなり有効でしたね。