勢い余って富士国際花園までフクロウ見物に行って参りました。
富士国際花園は焼きそばで有名な
静岡県富士宮市の朝霧高原にあります。
静岡県と言えば温暖なイメージがありますが
富士宮市は山梨県との県境ということもあって
特に朝霧高原は雪が積もっています。
雪原の向こう側、冬の富士山もいいものです。
そんな寒い寒い朝霧高原にある富士国際花園ですが
大温室を擁するので中は春の陽気です。
そんな暖かい陽気の中、フクロウが飼育されているのを
間近で見ることができると言う、フクロウ好きにはたまらない施設。
間近すぎて大きさがよく判らないかもしれませんので
大きさがわかりやすい写真を。
ここのフクロウは飼育がうまいのか、とにかく人懐っこい。
檻に入っていても覗き込むとこちらにやってきます。
檻に人が近づくだけでガラス面までやってきて
可愛さをアピール。
フクロウという生き物は犬猫並に頭がよく
きちんと躾をすればとにかくよく馴れる。
この施設でも行われているフリーフライトや
大型種になればウサギ狩り、カモ猟なども
日々の躾と訓練で誰でもできるようになると言います。
餌も食用で買えるようなウズラなどですから
爬虫類を飼うことに比べればはるかに敷居が低い。
餌にグロテスク感は皆無です。
だいぶ話がそれましたが、この施設、フクロウだけではなく
別の専用ケージでカラフルなインコも大量に放し飼いされています。
妻もインコの歓迎に。
ケージに人が入ってくると一斉にやってきます。
私のところにもインコ、インコ、インコ。
さすがに冬の午後、それも平日ということもあって
貸しきり状態でしたが、こんな季節でもここは年中無休。
生き物と植物を扱っているためにメンテナンスが欠かせないのです。
そういったしっかりとした考え方が
フクロウの躾にも現れているようです。
そんな鳥たちとの戯れを楽しんだ後、
帰り道の道沿いにある有名な白糸の滝に寄って見ました。
写真は音無しの滝です。
しかし、ここの寂れっぷりは凄い。
こんな絶景を寂れたみやげ物屋が台無しにしている感じが
なんとも目を覆いたくなる気分にさせます。
店が撤退して廃屋になった建物などを放置しているのが
なんとも痛々しい。悪循環に陥ってしまったようです。
気を取り直して夕飯を食いにいこうということで
私たちは一路沼津へ。
富士宮で焼きそばと言う選択肢もあったのですが
やはり夕飯は西伊豆の地魚がいいだろうと言うことで。
で、行った先は沼津港の魚河岸 丸天。
ここまで来て旨いのは当然、この店の売りは圧倒的なボリュームと
コストパフォーマンスです。
サザエの刺身、カサゴのから揚げ、ブリ照り焼き、金目の煮付け
それにご飯と味噌汁を2人前を注文したのですが
「今日は金目がいいのが入ってるんでだいぶ大きくなりますけど」
と、店員さんが語る。
普段の金目ですらだいぶ大きいと感じているのに
この店でだいぶ大きいと言ったらいったいどれだけ大きいのか?
「じゃぁ、ブリ照りは無しで」
この判断は正しかった。
写真を見てください。
奥の刺身の皿が20cmくらい、手前のタバコが8.5cm。
その遠近感で捉えると金目の大きさがお判りいただけるかと。
ゆうに40cm近い大物です。
これくらいデカいとかなり身も厚い。
煮つけでもプリプリ。
はっきり言って5人前の量です。
これだけ食べて、支払いはなんと4000円行かない。
沼津でここは絶対にお勧めです。
ただ、予約は受け付けてくれないので
休日の場合は行列覚悟で。
高速割引も無い平日のドライブですが
行くところ全て空いていてほとんど渋滞知らず。
こういう快適なドライブが出来るのですから
たまには平日休みをとってみるのもいいものですよ。