2008年01月23日

オートサロンで見かけた気になるクルマ

先日行われた東京オートサロンについて
もう少し書きたいことがあったのですが
ママチャリグランプリやら何やらといろいろあって
ちょっと更新が止まっていました。

これを含めてあと2本ほど書きます。

復活第一弾はメルセデスのストレッチリムジン。
IMG_1008.JPG

展示車両はS600ベースのパーソナルな4人乗りと
S500ベースの6人乗りの2仕様。

まずはS500。
IMG_0992.JPG
この位置から見ると長さが際立ちます。
全長にして1500mm程度の延長でしょうか。
通常のストレッチリムジンはフロントドアとリアドアの間
いわゆるBピラーという部分にパネルを足して延長するのですが
このクルマの場合リアドアも30cm程度延長して
乗降性の向上を図っているところが珍しい。
日本のカスタムメーカーならではの配慮といえるでしょう。

その延長されたドアを開けると
その開口部の大きさに驚きます。
IMG_0995.JPG

IMG_0997.JPG

室内はまさに広大。
IMG_0998.JPG
この広さの確保のために内装は一度全て取り外されるので
注文に応じてどのようにもカスタマイズできます。
今回の出品車はビジネスライクな
送迎用の設定で製作されているようです。

メインゲスト、またはオーナになるであろう方が
メインで座るポジションには
移動中でもビジネスがこなせるようにと
PCが取り付けられています。
IMG_0999.JPG
現状では携帯電話使用のインターネット接続ですが
2009年度以降にはWimax広域インターネット接続が
搭載される予定です。

そして驚いたことにメルセデスベンツ日本の
ステッカーが貼られています。
IMG_1004.JPG
基本的にメンテナンスはこのクルマを製作した
カスタムメーカーが行うのですが、
緊急時にはメルセデスのディーラー網での
応急処置も受けられるという安心感を得ています。

そして、もう一つの驚きは低公害。
IMG_1005.JPG
低排出ガス車認定四つ星。
これからはこういうクルマも低公害が基本です。


そしてS600。
IMG_0986.JPG

こちらは完全にパーソナルユース。
IMG_1008.JPG
今回の出品車には展示にも際立ちをということで
キャビネット奥にもモニタを設置して
ハイビジョンアクアリウムが流されていますが
キャビネットや内張りなど室内の全ては注文により
全てが変更可能ということです。

価格的には基本仕様で6人乗り4000万円程度
4人乗り3000万円程度という設定。
戦略的にはメルセデスS600とマイバッハ、ロールスロイスの
ほぼ中間の価格で、この価格帯を求める人々に
訴求していきたいとのこと。

年間50台を目標としているそうですが
逆に考えると年間50台もこの手のクルマが作れるということ、
その設備と技術に驚きを隠せません。

このクルマの製作は株式会社アミューザ
沖縄県でリムジンを製作する企業です。
東京にもショールームがあるそうなので気になる方は
サイトをチェックして下さい。

オートサロンもこういう方向でのパーソナルカスタマイズが
もっと増えてもいいかなと考えさせられる1台でした。
posted by 北森 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 展示会、発表会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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