2008年04月21日

マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティー

親戚の娘さんが最近、ホテルのアフタヌーンティーにハマっている。
普段は私の妻と彼女が連れ立っていくのだが
今日に限って風邪を引いてしまい
予約がもったいないという理由で代わりに私が行くことになった。

マンダリンオリエンタルのラウンジは、割とよく行くのだが
アフタヌーンティーは初めてである。

アフタヌーンティー自体は昨年、
リッツカールトン東京へ
件の彼女と私たち夫婦で一緒に行ったのだが
コストパフォーマンスに若干不満を抱いていたので
マンダリンオリエンタルには期待したいところだ。

マンダリンオリエンタル東京は
日本橋三井タワーの38階にフロントがある。
moaft01.jpg
マンダリンオリエンタル東京は
外資系ホテルの中にあっても決して大きなホテルではないが
最上階がフロントの強みか天井は高く
ロビーにはかなり背の高いフラワーアートが飾られる。
さすが、この辺りではこれ以上に高い建物が無いので
かなり見晴らしがいいのもポイントだ。

ラウンジはこの38階にあり、窓からは皇居から新宿方面が
そして秋葉原、上野方面が一望できる。

アフタヌーンティーで席を選ぶなら
お勧めは上野側が見える北側。
皇居の見える西側は西陽が強く
この時期であれば午後3時まではかなり眩しい。

席に着くとまずお茶のメニューが出される。
moaft02.jpg
驚いたことに、このメニューに書かれているもの全てが
チェンジとお替りが自由だということ。
リッツカールトンは
ポットで出されたものを飲み切ると
追加は有料だっただけに
マンダリンのコストパフォーマンスのよさが覗える。
せっかくのアフタヌーンティーなので
普段いただいているのコーヒーをやめて
マンダリンオリエンタルブレンドという中国茶ベースの
ブレンドティーをいただいた。
テーブルに置かれた瞬間から漂う香りが印象的。


スターターはこの4品。
moaft03.jpg
詳しい内容は割愛させていただくが
どれも一級のフィンガーフードである。
特に右下のチーズが乗ったブルスケッタは特筆。
親戚の彼女曰く「これ、ヤバくね?」
いくら年齢が若いとはいえ
場所が場所だけに言葉は選んでもらいたいところだが
それほど美味い一品であったことは伝わるのではないかと思う。

次はスコーン。
moaft04.jpg
焼きたてのスコーンはふっくらとやわらかく
ボソボソしたスコーンしか知らない身には感動だ。
これもお替りがいただけるというので
つい、チョコレートスコーンをお替りしてしまった。
男性が同席しても立派に腹を満たしてくれる
という配慮がたまらない。
逆に言えば、ここへ来る際は
ランチを遠慮しておいたほうが楽しめる。


そしてスイーツ。
moaft05.jpg
いかにもオリエンタルなワゴンに色とりどりに並ぶ。
ちょっとした折り紙飾りが和みを与えてくれる。
どれもが素晴らしく美味いのだが
特に一番下の左側のシュークリームが素晴らしい。
カスタードクリームへの考え方が変わるほど
香りが高く濃厚であるが甘さはかなり控えられている。

アフタヌーンティーは午後をゆったりと過ごすための
英国式文化であると聞くが
全体的に、かたちにこだわり過ぎない適度な感じが
非常に好感が持てる。
スタッフの対応の素晴らしさは、
さすが伝説のサービスを謳うだけのことはある上に
世界中のマンダリンオリエンタルの中で
一番の高層階にあるという特徴が
このアフタヌーンティーをオンリーワンにしている。

そう、これはマンダリンオリエンタル東京でなくては
味わえない午後のひと時なのだ。

そんなアフタヌーンティーセットがサービス料込み3850円。
コーヒーがお替りができるとしても
サービス料込み1320円だということを考えると
かなりのコストパフォーマンスである。

そうじてこのセットをオーダーしているのは女性ばかりであったが
これを女性だけのものしておくのはもったいない。
男性も積極的に味わったほうがいい、と真剣に考えたのであった。
posted by 北森 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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