2010年01月30日

サーキット派に秘密兵器登場。Dig Spiceはすごい。

痛車道のサイトではすでに掲載されていますが
私がお手伝いを少しだけしている
NOPRO jr ロードスターが今年の活動を開始いたしました。

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1月20日に筑波サーキットへ練習走行へ出向き
データ収集とスキルアップを兼ねて走りこんでまいりました。

今シーズンはハイテクデバイスを投入し
ドライビング解析により論理的なタイム向上を狙おうと
デジスパイス株式会社のDig Spiceという
GPSロガーを導入しました。

Dig Spice

こんな小さいセンサー部だけをクルマに貼り付けて
本当にドライブログが取れるのかと
正直、半信半疑だったのですが
実際、解析ソフトでログを展開してみて
あまりのすごさに唖然としてしまいました。

動画はこのロガーで生成したログアニメーション。

コースは筑波サーキットコース1000です。
ベストラップとセカンドラップのラインの違いや
速度を表示するバーグラフで加減速の様子が一目で解かる。

続いて筑波サーキット コース2000。


自分の走っているラインを
ここまで客観的に見ることが出来るツールは
いままで存在しなかった。
これは、革命といえるほどのすごいツールです。

デジスパイス社のサイトには各サーキットの参考ログデータもあり
解析ソフトを導入してあれば参考ログデータと
自分のデータを照らし合わせてどこを改善するべきかを
研究することが出来ます。
まだコースやカテゴリは少ないですが
今シーズンが本格的に始まればどんどんデータは蓄積されるでしょう。

こんな、ちょっと前まではゲームの世界かF1くらいでしか
お目にかかることの出来なかったシステムが
たった4万円程度で手に入るというのですから驚きです。

これはサーキット派には絶対にお勧めのアイテム。
絶対にはやくなれること請け合いです。





posted by 北森 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

ママチャリグランプリ2009シリーズ最終戦「スーパーママチャリグランプリ」参戦記

冬の富士スピードウェイでもこんなすばらしい天候があるのか?

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そして、好天を象徴するかのごとくの美しい日の出。
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なんでこんな真冬に富士スピードウェイで
ご来光を眺めているのかといえば
この日、1月10日はスーパーママチャリグランプリ決勝戦。
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今年のスーパーママチャリグランプリは
拍子抜けするほどの快適な天候。
最低気温もマイナス2度どまり。
ペットボトルの水も凍結せずに普通に飲めます。

第三回となったスーパーママチャリグランプリ
もう説明の必要はないほど定着している感もありますが
もう一度ここでおさらいしておきましょう。

話は簡単、F1も走った富士スピードウェイのグランプリコースを
ママチャリで走りましょう。走るんだったら耐久レースをしましょう
というもの。
このレース、実は富士のカートコースで行われている
ママチャリグランプリ全三戦の最終戦でもあり
年間王者を決める重要な一戦でもあるのですが
参加台数は最終戦のスーパーママチャリグランプリが
圧倒的多数を占めています。

その数なんと1300チーム!!
1チーム10人まで参加できるので選手だけで13000人。
お手伝いや親子連れ、観客まで含めると3万人以上が
富士のパドックに集結し、さながら難民キャンプ(失礼)。

今回、私が参加した新潮社「ENGINE」チームと
協力体制をとってもらった「秋葉謹製 with ENGINE」チーム
サポーター含め、合わせて30人の大所帯。
他のチームも大体それぐらいの人数で参加しているので
見事に人と海が出来上がっています。

「秋葉謹製 with ENGINE」チームのスターティングライダー
ファルケンジャー
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なんと月刊痛車道のロゴステッカーが!!
宣伝、ありがとうございます。

そして新潮社「ENGINE」チームのマシン。
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第一回大会からの参戦経験を生かして
今回はマシンをかなり吟味、そしてライトチューン。
ベース車両はサイクルベースあさひオリジナルの
ボビータウン266という26インチ、6段変速車。
ボビータウン266
この車両をベースにバーハンドル、ステンレスケージなどを装備。

今まで使用していた内装3段式とは比べ物にならないほどの
高速巡航性能と直進性を誇り、登坂能力も格段にアップ。
とにかく1コーナの進入が怖くない。
ママチャリと言えども富士の1コーナーはかなりの難所。
ここが怖くないマシンでなくてはまず勝てないといえます。

そんなこんなでいよいよスタート。
今回はペースカーも気合が入ってレクサスIS-Fです。
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前回、カルディナのペースカーでしたが
なんと1周目にママチャリのトップ集団に抜かれる
というアクシデントがありましたので
より高性能なIS-Fが選ばれた
という笑えるアナウンスがあったとかなかったとか・・・。
それだけ参加者も気合がはいているということなのですが
しつこいくらいに「ペースカーを追い越すな」という
アナウンスが流れまくっておりました。

そして午前8時。
シグナルが青に変わった瞬間。
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一斉に1300台というママチャリが
7時間後のゴールを目指してスタートしていきます。

そして10分後くらいには最初のライダーチェンジのため
各車がこれまた一斉にピットに戻ってきます。
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そのおかげでピットは大渋滞。
ピットロードに入ると歩く程度の速度という最徐行を余儀なくされる。
ここでのタイムロスはかなりのものです。

そこで新潮社「ENGINE」チームと
「秋葉謹製 with ENGINE」チームは奇策に打って出ます。
実はライダーチェンジポイントはピットロードのほかに
一周を回りきれない人のためにヘアピンコーナーでも出来るのです。
つまり、この奇策とはヘアピンコーナでのルーティンチェンジ。
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自動車ジャーナリスト金子 浩久さんからENGINE塩澤さんへ。

これはかなりの効果が上がりました。
正直言ってライダーチェンジ1回あたり1分は差が出ます。
そのおかげでぐんぐんと調子を上げて
開始4時間あたりでは200位を割り込み170位前後まで
順位をあげていきます。

体力に自信のある「秋葉謹製 with ENGINE」ファルケンジャーや
「ENGINE」チームの小野カメラマンは1回の交代で2周、3周をこなし
ガンガンと周回を稼いでくれます。
おかげでメタボな私はかなり救われました。

これは激走のファルケンジャー
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ママチャリグランプリはファルケンジャーのような
体育会系の参加者ばかりではありません。

コスプレがいたり、とんでもなく派手な自転車がいたりと
お祭り的な要素もふんだんに詰め込まれています。
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この雪だるまも最後まで壊れずに完走していました。

痛チャリ系もエウレカ、マクロス、ボカロなど数多く参加。
ノリはコミケ13日目?

というわけで7時間経過後の感動のゴール。
ENGINEチームのアンカーは小野カメラマン。
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ママチャリにレーシングスーツって言うのが
わりとかっこいいかも知れません。

結果は新潮社「ENGINE」チーム 34周 189位
「秋葉謹製 with ENGINE」チーム 35周 148位

昨年の27周から大きくステップアップ。
念願の200位以内に!!

そんな激戦を戦った仲間たち
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しかし、今回のママチャリグランプリは
これだけでは終わらなかったのです。

なんと「秋葉謹製 with ENGINE」チームがベストドレッサー賞!!
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キャンギャルならぬキャンボーイのジャック・スパローが
ベストドレッサー賞として表彰されました。
これも3年間続けたおかげです。

さぁ、来年も参加しますよ。
関係者各位、よろしくお願いします。



posted by 北森 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

西又葵で若干テンションが下がった−東京オートサロン

東京オートサロンの取材に行くために
公式サイトをチェックしていたら
こんなものが・・・。

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西又葵が描いた公式キャラクターだそうです。

なんか媚びすぎて萎える。

主催者の意向と出展者の気合はまったく違うはずなので
出展者の気合と根性を見に行ってくるつもりです。

取材してきた内容はこのブログでも紹介しますので
お楽しみに。


posted by 北森 at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

プジョーの308RCZがたまらない

フランクフルトショーの写真を見てから
ずっと気になっていたんですよ、コレ。

プジョー308RCZ
写真はMSN自動車より転載

もう、プジョー308はRCZ以外ありえない
ってくらいデザインが決まってる。
デザインだけで欲しいと言える久々の車です。

特にルーフからリアにかけてのラインがたまりません。
プジョー308RCZ
写真はMSN自動車より転載

このダブルバブルルーフ。そそります。

プジョー308はGTIがけっこうな走りをしますので
足回りに関してはRCZも期待していいはず。
日本に入ってくるのは多分ガソリンの156PS仕様でしょうから
動力性能としては308GTと同等かな?

屋根を開けないのであればCCよりも絶対にRCZ。

WRCにこれベースで308RCでも出してくれれば
プジョーファンは大喜びですよ。





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話は変わって、月刊痛車道の第2号が配布開始です。
今月はホンダ特集。
なんと私も痛車に乗って筑波サーキットでインプレ!!

無料配布なんで、配布店は痛車道のサイトでチェック!!












posted by 北森 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

明日からモーターショー

明日から幕張メッセで東京モーターショーが開幕です。

明日21日と22日はプレスデー、23日は特別招待日なので
一般公開は23日からとなります。

今回の東京モーターショー
外国メーカーがなんとロータス1社という前代未聞ぶり。
「東京ショー、終わった」「世界は中国へ」などと
マスコミのネガティブな批判が相次ぎましたが
わたしの印象は違います。

今回の東京モーターショーでは各メーカーから
数多くの環境技術が発表されます。
それに対抗して目を引くだけの技術が外国メーカーにはない。
実際、最近出たドイツ製の高級ハイブリッド車は、燃費面で
すでに4年前に出ているレクサス600hに完全に負けています。
また、欧米各社からスーパーカー的な電気自動車も
多数発表されていますが、電池の確保と充電インフラは
まったくの未着手。絵に描いた餅。
この状態で東京モーターショーに出ても訴求力がない。
だったら出てもしようがない。

つまり、勝負を逃げた。

環境技術は日本の独壇場となっています。
今回の東京モーターショーは未来につなぐ技術が多く
今まで以上に皆様にご覧いただきたい内容が盛り沢山。

ぜひとも幕張まで足を運んでいただきたい。

私も明日は幕張メッセの会場から随時
東京モーターショーの雰囲気を伝えて行きますので
ご期待下さい。



posted by 北森 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

月刊 痛車道 創刊

まだ誌面の画像とかが出来上がってこないので
テキストオンリーで申し訳ございませんが
10月30日よりElectro Imagingというところから
「月刊 痛車道」というフリーマガジンが発行され
そこでメインライターをさせていただいております。
http://electro-imaging.seesaa.net/

たった8ページとはいえ、写真はENGINEの神村さんと
カーグラの宮門さんだからかなりの見ごたえ。

はっきり言って、金取れると思うんだけどなぁ、これ。
しかし痛車の底辺を底上げするためには無料配布!!
と主張させていただきました。

そんな「月刊 痛車道」は
10月30日より秋葉原周辺にて配布開始。

秋葉原へ起こしの際はぜひGET!!




posted by 北森 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

逗子、渚橋のたもとのデニーズ、通称「逗デニ」、明日閉店。

多分、客席からの風景が日本で一番楽しめるデニーズ「逗子店」が
明日、9月28日で閉店になります。

28年前、ほぼ開店と同時期にチャリンコツーリングで初めて行ってから
バイクを買い換えれば通い、クルマを買い換えれば通い、
何人もの女性に愛の告白をし、つい最近も妻と江ノ島水族館の帰りに寄った
かなり思い出深い逗デニ。

免許を取った後輩たちには必ず「金がなくても口説ける店」として紹介し
ここで愛の告白をして結婚に至った奴も数多い。

これが無くなってしまうと金のない奴はどこで口説けばいいんだ?
本当にそう思ってしまいます。

本当にデニーズとは思えないほど見晴らしがいい。
逗子の海水浴場から相模湾までが一望でき
店自体も海側にちょっとせり出したかたちで
かなりおしゃれなつくりだった。

デニーズだから、客入りも悪くないからと
安心しきっていたら土地貸借権の期限切れでの閉店。
土地所有者は居酒屋「甘太郎」を擁するコロワイド東日本。
同じ飲食店グループとしてはこの場所で
デニーズにいい売り上げをあげられて
辛酸を舐めさせられていたのだろうな
と想像してしまうのは、うがった見方でしょうか。

湘南方面で思い出のある店がどんどん減っていく。
posted by 北森 at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

プジョー306 ショックアブソーバー交換

7月、8月と走行会参加をお休みしておりましたが
9月から毎月1回の走行会参加ノルマを復活させようと思います。

手始めに、9月25日のつくばコース1000で開催される
ENGINEドライビングレッスン。
5月のレッスンのときに講師のトム吉田先生に
「フロントのショック、伸び側が抜けているから」
と注意されていたんでショック交換を考えていたのですが
ノーマルをディーラーで交換してもらうと工賃込み12万円!!

いやいや、そんなお金はありません。

ショックアブソーバー単体だとモンローの3万円から
ビルシュタインの18万円、プジョースポールのN1用25万円と
実に幅広く存在するのですが、今回はスプリング交換をしないので
一番安いモンローの3万円をチョイス。
これだって、抜け抜けの純正に比べれば全然マシなはずです。

ショックアブソーバーを入手したのはいいのですが
これを取り付けるところを探すのが結構手間がかかります。
社外品だからディーラーに持っていくのも気が引けますし
近所の修理工場は外車だと見てくれません。

杉並の和泉にフランス車の整備で有名な
CINQ(サンク)というお店があるのですが
10月まで予約でいっぱいと言われてしまい
まさに八方塞な状態。

リフトとエア工具があれば自分でやってしまおうか
とも思ったんですが、これが借りれる友人は宇都宮だし・・・。

というわけで、ネットで持込取り付けを検索かけて見ると
国産車向けはそれこそ無尽蔵に出てきますけど
外車、特にフランス車となると全滅。

それでも何とか「取付 持込 都内」という検索ワードで
2店舗が引っかかりました。
それもGoogleではなくヤフオクで。

1件目は品川区の五反田秘密基地

自宅からの距離がいささか遠いので保留していると2件目を発見。
和光市のくるま屋なかむら
うちから30分かからない距離なんでこちらに決定。
笹目通りのレインボー教習所の裏手なんで
比較的場所もわかりやすい。

さっそく電話で見積もりを聞いたら
「プジョーはやったことないんで2万5千円で」と。
やったことない=時間がかかる
という解釈で納得しOKということに。
それでも2万5千円ってかなり安い。
ディーラーの工賃の半額以下、カーコンの半額。

というわけで本日、くるま屋なかむらへ。
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ついて早々にリフトアップしてタイヤがはずされ
フロントのストラットをはずす作業開始。
見た目はカローラなどと同じような取付方法かと思っていましたが
ストラットの下部をリングでカシメる方法でとまっているので
まぁ、固いこと固いこと。
ロアアームが全然下がらないこともあって結構大変そう。

それでも30分かからずに純正が外されました。
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それで取付という事になるのですが
モンローのショックが微妙に長い。そう、ミリ単位で。
この、あと数ミリがクリアできないために
ハブをロアアームから外して取り付けようということになりました。
kn003.jpg

プジョーはやったことない、というわりには
スピーディーに分解、取付がなされているように感じます。
ただ、国産車はこんなところを分解しなくては
ショックが取り付かないなんてことはないでしょうから
この分が時間がかかる、というか想定外な出来事なのでしょう。

リアはスプリングが無い変わりに
トーションバーがその役目を果たしているので
ショックの取付部にどれくらいの力がかかっているかで
取り付けの難易度が変わるということで
すごく時間がかかるか、一瞬で終わるかのどちらかだという話。
実際にやってみると恐ろしくあっけなく外されました。
左の取付ボルトがマフラーに隠れて手が入れづらいことを除いて。

しかし、取付の際にトーションバーの力が効いて
ボルト穴が合わずにジャッキで抑え付けるという場面が。
そんなこんなでリアも無事装着完了。
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作業時間は2時間弱。国産車に比べると
だいぶ時間がかかったらしいのですが
実際の話、かなりスピーディですよ。
4時間くらいの作業時間を考えていたので
だいぶ時間を得しました。

装着後の印象はというと、一言
変えてよかった。
今までのショックアブソーバーは明らかにヘタってましたね。

停車時のノーズダイブが明らかに消え、
交差点レベルの旋回速度でもロールスピードが減っています。
目地段差や路面の凹凸も
スプリングの伸縮範囲内で収まっている感じ。
首都高速を大宮のほうまで走ってみましたが
明らかに乗り心地がいい。
直線だとホイールベースが長くなった
というような錯覚を起こします。

スプリングを変えていないのであれば
モンローで充分だと思います。
多分ザックスの6万円程度のものだと最高でしょうが
ビルシュタインの15万円までは必要ないでしょう。
ビル足はスプリング交換前提ですし。
プジョー306でスプリングを、
特にリアのを変えるのは至難の業ですしね。
トーションバーやアーム交換ですから。



posted by 北森 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月09日

袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ、知らないうちに営業開始してた。

夏前にサイトを見たときはまだ基礎工事中だったのに
もうプレ営業を開始している袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ

全長2.14kmと「つくば」よりちょっと長い程度の周回距離ですが
幅が15mから18mと広い。富士より広い。富士の最小幅は11mですから。
アップダウンとかがどうなのかさっぱりわかりませんが
マツダのロードスターで1分5〜10秒程度のコースでしょうか。

袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ
袖ヶ浦フォレスト・レースウェイのサイトより転載

こりゃちょっと興味あるなぁ。
今月中に見学に行ってきましょう。







posted by 北森 at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

ロードスターメディア対抗4時間耐久 その3

カウペ君、その後

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レース終了後、サンドトラップから救出され自力でパドックへ

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ドアのエグレが痛々しい。牽引フックがドアを貫通した模様。

しかしここでも伝説が・・・
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キャラクターステッカーはなぜか無事。伝説通り。

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すかさず復旧作業。ピットクルーはさすが魔の9月の経験者。





posted by 北森 at 14:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロードスターメディア対抗4時間耐久 その2

先ほどに引き続きパーティーレース、カウペ君の決勝レース。

予選10番手で決勝グリッド。

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幸先よくスタート切ったと思いきや
すごい団子状態。

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それは1周目のヘアピンで起こった。

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本人は無事です。

この季節、あの事件を髣髴させます。

まさに魔の9月。



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ロードスターメディア対抗4時間耐久

朝も早くからつくばサーキットです。

今日はロードスターメディア対抗4時間レースなのですが
そのサポートレース、ロードスターパーティーレースに
友人のカウペ君が出場しているので
早朝、5時半からつくばで応援。

ロードスター

なんとこのクルマ、軽く痛車です。
pr003.jpg

今回のパーティーレース、予選タイムで0.6秒の間に
14台もいるという大混戦。

結晶は果たしてどうなるか。


ちなみにこのレース、ダブルヘッダーで
ENGINEの村上副編集長も出場。
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みんながんばれ。
posted by 北森 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

そういえばENGINE10月号発売中です。

遊んでばかりですっかり告知を忘れていました。

8月26日発売の新潮社ENGINE 10月号の巻頭コラム
ENGINE BEATで日本刀のプチブームについて書いてます。

女性発信の歴史ブームが意外な方向に流れて
結構面白い現象になっています
というような内容。

ぜひ書店で手にとって見てください。





posted by 北森 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

電力会社がNTTになる日

電気自動車やハイブリッド車の話題で持ちきりな最近。
電池の性能が普及を促進するという論調が大多数です。

電池の性能が上がると電気自動車の走行距離が伸びる、
もしくは同じ走行距離なら車重を軽く出来るなど
利点は数多いのですが、生活全般を見渡すと
もっと多くの利点を享受できるのです。

例えば、この電池を家庭用として使うとどうなるか。
日産の電気自動車「リーフ」に積まれている電池は24kwhという容量。
一般的な夫婦と子供2人の家庭で1ヶ月の電気使用量は700kwh。
一日あたり23.3kwhということになります。
つまり、リーフのバッテリーで家庭の電力が
全て賄えると言うことです。

この電気使用量700kwhは一般契約で電気代が約20000円。
深夜電力契約で夜中のうちに充電して
昼間に電池から電力を使うと考えると約8000円程度となります。

仮にリチウムバッテリーが
1kwhあたり3万円まで値段が下がったとして電池代が72万円。
直流から交流に変換する装置をつけても
合計で多分100万円程度でしょう。
電気代の差額、6年分で支払い完了。
7年目からはとてつもない安い電気代で生活できます。

そしていま、太陽電池がとてつもない進化を遂げています。
いままで熱の問題で利用できなかった赤外線までも
発電に利用できるものが実用間近。
今までの太陽電池の3倍の効率で発電できるというもの。

希望的観測ですが、これが量産効果で1kwhあたり5万円になれば
補記類まで含めて150万円でご家庭の電力を賄える計算。
となると、250万円で電気代が無料の生活が送れるということ。
月2万円の電気代計算で分割支払が10年ちょっとかかりますが。

曇りや雨などで発電効率が落ちる場合の保険のために
深夜電力契約をしておけば、常に電池は満充電。

これは絵空事でも何でもありません。
なにせパナソニック、いや松下グループと
NEC、東芝、日産チームが総力を挙げて
リチウムイオンバッテリーの量産に取り組んでいるのですから。

松下、東芝が絡んでくると絶対に家庭用を出してきます。
おおかた2016年あたりには発売開始しそうな雰囲気。

そうなると電力会社も売り上げ半減で
携帯電話を分社化してちょっと小さくなった
NTTのようになるかもしれません。



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2009年08月13日

東名高速道路復旧工事急ピッチ

11日の地震の影響で牧之原の路肩が崩落した東名高速ですが
下り線のみですが13日の午前零時、つまり先ほど開通しました。

路肩の崩落した上り線も
午後から夕方にかけて復旧すると言うことなのですが
今回の復旧はとてつもなく迅速に行われています。

MSN産経ニュースなどを見ると
第二東名高速建設用の資材と機材を
復旧にまわしたとされていますが
地盤まで崩れているあの状況を
たった二日で復旧させるというのは
並大抵ではありません。

首都高速のタンクローリー火災事故で
1ヶ月近く通行止めだったことを考えると
復旧には早くて1週間はかかるかな
と考えていました。

工事業者のスキルで遅くなるのではなく
大体が道路管理者や自治体、国などの
お役所の諸所の決定が遅くなることで
工事の完成が遅れるのです。

今回の静岡県知事の判断と指示が
東名の早期復旧につながったと考えています。
それにしても第二東名の資材投入なんて
かなり大胆な発想。拍手モノです。

だからこそ東名高速開通のニュースを見て
「やれば出来るじゃん」
と言う印象を深く持つとともに
これだけの事例を作ってしまったのだから
次からは復旧作業にちんたらと時間をかけることは
もう許されないと思うのです。

政権がどっちに転んでもいいのですが
高速道路無料化、1000円乗り放題とか言ってないで
こういう有事の際の判断がすばやく的確な宰相を望みます。



posted by 北森 at 04:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

緊急地震速報

今朝の地震に対しては
慌てることなく冷静に対応できました。
緊急地震速報のおかげです。

仕事をしていて起きていたのですが
地震の直前、パソコンの前にあったにメールの着信音が鳴り
内容を読むと、「地震発生、強い揺れに備えてください」。

緊急地震速報を受信していたのです。
とりあえずドアを開けて、パソコンの電源を落とし
ガスの元栓を締めていると、数十秒後、
「ゴゴゴゴゴゴ」と地鳴りが響き、すぐさま横揺れ。
実感としてこの間、1分は無かったと思います。

この短い時間でも自身に対する備えは出来るんですね。

緊急地震速報開始のアナウンスは
昨年の実施の時期に随分とテレビやラジオで流れていましたが
「数秒から1分で何が出来るんだよ」というのが感想でした。
しかし、地震が来るぞという心構えがあるだけで
人間は随分と冷静になれるものです。

私の場合、携帯電話に緊急地震速報受信機能がついていたので
好奇心で設定したために受信できたのですが
これを受信しようとする結構難しいんですね。
テレビやラジオでは作動中は受信できますが
緊急地震速報発令と同時に電源が入る機能は今のところありません。

今回のような早朝の場合、mixiやブログを見ると
速報を受信した方は圧倒的に携帯電話が多い。
昨年以降に発売された機種には
ほぼ全てに受信機能がついているので
必ず設定することをお勧めします。

auの場合は下記のURLで設定方法が載っています。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0324/sanko.html

岩手の地震の際は震源地付近で
速報は間に合わなかったということですが
少し離れた地域では有効に利用できたと言うことです。
今回のように海上が震源地の場合、一番近い場所でも
速報から4秒後に揺れが来たそうで、
これなら来るぞ、という心構えぐらいは出来ますから
100%の精度が絶対必要、という原理主義にさえならなければ
この速報はかなり有効だったであろうと思います。

少なくともうちではかなり有効でしたね。




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2009年08月03日

こういう奴らが民度を下げる

大井埠頭はいつから90年代にタイムスリップしたんだ?

5月連休に大井埠頭の公道で132台も集めて
ドリフト大会をした馬鹿がいます。
主催者は40歳。いいかげんにしろよ。

80年代から90年代にかけては走るところがないから
わたしも埠頭近辺でドリフトやったり、峠でハングオンしてたり
なんてことしてましたよ。

しかし、歳を重ねるにつれ、それが危険だという認識を持ってくるわけで
だからこそ今はサーキットに通っているのです。

今は、どこのミニサーキット、ジムカーナ場でもドリフト走行はOK。
わたしの友人たちもドリフトのためにサーキットに通っていますし
貸切にしちゃえば1台あたり1万5千円で
クタクタのヘロヘロになるほど走れます。

最高速をやってた連中ですら、今は公道での危険性を認識して
富士スピードウェイに通っているのです。

危険走行を公道に持ち込まないというのは
メディアと行政が珍しくリンクし、一生懸命に啓蒙したからこそ
最近ではかなり減ってきた。首都高のC1だって馬鹿は減ってきたでしょ。

それなのに40歳などという「お前らサーキットに行け」
と言わなくてはいけない年齢の人間が
公道でドリフト大会をしようとブログで持ちかけたなんて
馬鹿もいいところです。
こういう馬鹿がいるから規制を強化したい行政の
思うツボになるわけで。

夜中に大井埠頭が一般車入場禁止にでもなったら
お台場から迂回して、川崎、蒲田、品川方面に抜けるルートが分断され
それこそ土日の渋滞がもっと激しくなりかねない。

そういう責任をこのドリフト大会主催者は取れないでしょ。
どうしても公道でドリフト大会をやりたいんなら
道路使用許可を取って、安全対策をしっかりした状態でやってください。
でもそこまで手間とコストをかけるならサーキットに行ったほうがいい。

ドリフト愛好者の皆さん、ドリフトはサーキットでやりましょう。
絶対に公道ではやらないで下さい。技術的も社会的にも金銭的にも
一切、徳はありません。


最後に「逮捕されてもまたドリフト走行する」とほざく
40歳の主催者にこの曲を捧げます。



ニコニコ動画ですけど。






posted by 北森 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

電気自動車って、どこまで電池を積めるのだろうか?

このお話は、わたくしの完全なる主観です。

電気自動車って、どこまで電池を積めるのだろうか?
ひたすら大容量を積んで航続距離を伸ばすことが
正義だと思う方が大半だろう。

これから先は多分、電池の単価も下がり重量も軽くなる。
そうすれば容量を増やすことは簡単だと思う。
アメリカでは電池の代わりにキャパシタコンデンサを使って
200KWhの充電を可能にするというものまで出てきている。
しかし、現実的には日産EVの24kwhが限界なんだろうなと、考える。

なぜか、それは電気の性質に限界があるからだ。

24kwhの電池を家庭で200V充電をした場合、
充電電流15Aとして単純に計算すると8時間かかる。
これを2倍の容量48kwhの電池にすれば16時間かかることとなる。
充電電流値を30Aに上げれば8時間に出来るのだが
そのために分電盤の仕様から宅内配線に至るまで
既存の設備を全てを交換する必要が出てくるので
現実的とはいえない。
それに電線自体の発熱など危険性もアップする。

急速充電にしても、充電設備容量50KVaで計算すると
30分充電が1時間充電になる。
電気自動車の台数が少ないうちはいいだろうが
普及すれば必ず足かせとなる。
これも充電設備容量を100KVaや200KVaに
変えれば30分や15分でいいだろうと思うかもしれないが
急速充電器1台でこれだけの容量を満たすためには
6000Vの高圧で電力会社から受電しなくてはならず、
また自前で変電設備を用意しなくてはならない。
変電設備だけで安くて500万円ほど。
自前の変電設備は電気料金以外に
法定点検が月1回、年次点検もある。
これらの費用に最低年間25万円。

そして、これだけの大電流を急速充電器から車体に送るケーブルは
とてつもなく太くなり、重くて持ち上げられないだろう。

つまりインフラの限界でもあるわけだ。

もし、今ある急速充電器を活かし続けていく
または200V充電をある程度整備した場合、
やはり24KWhの電池容量が限界であろうと考える。

だからこの先は低コストと軽量化に邁進し
速度や航続距離での無駄な競争はしないだろうと考える。
実際、軽くなれば航続距離は伸びるだろうし
電池をリースとして扱うのであれば
車検のときに軽くなった新しい電池に交換すれば済む。

この24KWhという電池容量を決定した日産は
そのことを完全に見据えているはずだと考える。
posted by 北森 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月31日

キタコレ!! 豊田自動織機に拍手

先ほどi-MiEVの記事をアップしてからも
充電インフラについて検索を続けていたら
ずっと懸念していた盗電、感電の危険性に対する解答を
唯一出してきたメーカーがあった。

その名も豊田自動織機の「倍速充電器」。

豊田自動織機

そもそも豊田自動織機という会社は
1990年代から電気自動車のインフラ開発をしてきた企業で
日産ハイパーミニという電気自動車の充電設備を設計開発した。
電気自動車の充電には実績のあるトヨタ系の企業。

実はトヨタ系の企業というよりもトヨタ自動車を含む
トヨタグループの創業者系企業。
豊田自動織機から分社したのが豊田自動車ですから
彼らは自分たちを本家、トヨタ自動車を分家と呼びます。
これは余談ですが。

今回の倍速充電器、なにが「キタコレ」なのかというと
200V充電で設計、製作されている点。

今回発表になったものは官公庁向けの製品ですが
この製品からタイマーなどを外して簡素化し
壁掛けの家庭用として10万円未満で発売すれば
家庭用充電に対する安全性は飛躍的に上がります。
それも、トヨタだけでなく三菱、日産など電気自動車を
販売する全てのディーラーで扱えば普及は加速します。

また、この製品と飲料などの自動販売機を一体デザインで
連携させれば、缶コーヒーを買って充電するという
自動車評論家の三本氏や国沢氏の主張する「自動販売機充電」も可能。
このデザインからするとパーキングメーターへの組み付けも可能かと。

交流200V充電をまともに考えている企業が存在したのもビックリですが
それが豊田自動織機という充電器業界の老舗ってところが
さすがだ、と思ったわけです。

豊田自動織機さま、どうか早い時期に家庭用充電器を発表してください。
posted by 北森 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「i-MiEV」を見てきました

昨日、自動車評論界の大御所、国沢光宏さんのお誘いで
三菱の電気自動車「i-MiEV」を見てきました。
国沢先生、本当にありがとうございます。

車の出来は非常にいいし、安全性も高いんだろうな
というのが大まかな印象。

しかしというかやはりというか
充電に関しては一考の余地アリです。

メーカーをかばって言うと
急速充電に関してはかなりがんばっているんですよ。

miev001.jpg
カタログ写真より

安全装置もバリバリです。すごく気合を入れて作ってある。
カタログ写真だとケーブルなども適切に延ばしてあるし。

急速充電システムは電気自動車普及の急務だってことは分かります。
だからこそしっかりした写真をカタログに載せるということは
電気自動車のイメージを掴みやすいし、安心してどこでも乗っていけるイメージも与えます。

しかし、一般的に一番多いだろうなと思われる家庭での充電のイメージ写真は酷い。

miev002.jpg

もう、これ見た時のがっかりといったら果てしない。
悪いことは言わない、とにかく写真を差し替えろ。
えっ、どこがそんなに酷いかって?

この部分です。

miev003.jpg

電線がとぐろを巻いている。
これで7時間も充電したら電線が熱を持っちゃう。
使用5年くらいの電線だったら火事になる可能性だって否めません。

大げさな、と思うかもしれません。でも本当です。
実験してみてください。
ドライヤーの電線を直径10cmくらいのワッカで束ねて
ターボモードで5分も回せば電線がすごく熱くなりますよ。
5mの延長コードにつなげて同じことをするともっと熱くなる。

電線を重ねて通電することにより電磁誘導という現象を起こし
電線が振動、発熱するのです。
原理は物理の時間で習った右手の法則、左手の法則です。

電気自動車はドライヤーよりも多い電流を2倍の電圧で流す。
ドンだけ熱くなるか想像できるでしょ。
電線が新しいうちは被服が熱を逃がしやすくていいんですけど、
被服が古くなると熱がこもりやすくなって
最後には発火、ということがありえます。

建築現場じゃ電気工具の延長ケーブルをとぐろのまま使って火事
なんてことはしょっちゅうだったので
今ではとぐろで使うことは禁止事項になっているくらい。

このあたり、自動車メーカーは電気を甘く見ているといわざるを得ない。
カタログなんだから「電線はしっかり延ばして使いましょう。」くらいの
キャプションを入れるくらいでないといけないですよ。


で自動車メーカーの人にこの話をすると
「電線の仕様はメーカ責任ですが、充電の使用方法はユーザー責任なんで」
ということになる。
だったら安全に利用できるようにしっかりと啓蒙しなくちゃ。

充電のコンセントについても
ユーザーが自分で工事業者を頼まなくてはいけないのに
工事の標準仕様書は皆無。唯一の注意事項は
「漏電遮断器をつけてください」だけ。

水分がつきにくいコンセントの取り付けの高さや
漏電遮断器の働かない程度の感電に関しては全く無視。

漏電遮断器が働かなくても、感電はするし
死にはしなくても火傷くらいします。
これもユーザー責任なんだからメーカーが注意喚起しないと。

さんざんメーカーの人に言ったから
「考えます」とは言ってくれたけど
どこまで考えてくれるのかは謎です。

日産の電気自動車も家庭充電に関しては
多分同じレベルだろうとは思います。

安全性もさることながら
電気自動車を一般家庭で充電することにおける
電力会社との契約にもハードルの高さを感じました。

i-MiEVの充電電流は15A。

一般的に家庭に付けられる分電盤は契約電流60Aまでで
これをフルに使っているようなご家庭だと
電気自動車の充電電流15A分を
新たに契約しなおさなくてはなりません。

60Aを越えると分電盤は汎用品から特注品になり
制作費も20万円以上となってしまいます。

事務所ビルなどすでに大電流契約しているところであれば
そんな苦労もないでしょうが、一般家庭ではハードルが高い。
2台以上所有することにもなれば契約電流は一台あたり15Aづつ増える。

電力会社も急速充電の普及ばかりに気を取られていないで
一般家庭の普通充電を真剣に考えてくれないと
電気自動車は事業用車両としてしか生きる道がなくなっちゃいますよ。

ホントの話、クルマの出来はいいのですから。
普及に際してこれからぶつかる壁は
使う人の電気に対しての意識と、電力会社の対応だと考えます。

posted by 北森 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする