2010年02月02日

高速道路の無料化が進展

MSN産経ニュースから

ようやく高速道路の無料化が進展したようです。
で、東京に近いところだと、どの辺が無料化になるのか?

東水戸道路:ひたちなか―水戸南
八王子バイパス:打越―相原
新湘南バイパス:藤沢―茅ケ崎海岸
西湘バイパス:西湘二宮―箱根口・石橋
箱根新道:山崎―箱根峠
中央道:大月JCT―須走
中部横断道:双葉JCT―増穂

なんだか高速道路といえないようなところばかりです。
湘南、箱根、富士方面を一気に無料化して
東名の渋滞を少なくしようという意図は見えますが
休日はこれらの道もだいぶ混みますから
意図の通りに運ぶかどうか。

ただし中央道から東富士五湖道路を無料化したのは評価できます。
この路線の一般道は自衛隊車両が頻繁に通るので
制限速度を大幅に下回ることが多かったのです。
沼津、御殿場、須走から山中湖、河口湖方面への平均速度の向上は
物流の面でも地域の活性化に役立つことになるでしょう。

多分、沼津から甲府への物流は
富士市、身延経由の30%引き程度の時間でしょうから
かなり効率的になると予想されます。

しかし、高速道路無料化は東名、名神を無料化しなければ
民主党のいう物流コスト削減という本当の意味を持ちません。
そして、この区間の物流コストを本当の意味で下げようというのなら
高速道路無料化よりも鉄道による貨物輸送が本命であると主張します。

鉄道もリニアモーターカーなんか作るよりも
東海道物流新幹線を早急に着手すべき。

今回の高速道路無料化も
なにかから国民の目をそらすための策に過ぎないような気がしますが。





posted by 北森 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月31日

栃木クォリティTC1000走行会

1月30日に筑波サーキットのコース1000で行われた
栃木クォリティ走行会に行ってきました。

この走行会、ちょっと変わった特色がありまして
こういうクルマがたくさん走っているという走行会です。

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走行会の詳しい内容は月刊痛車道4月号に書きますので
今回はすごく個人的な内容を。

永遠のライバル(笑)と私が勝手に呼んでいる方と
「勝負だ」なんて意っていたのですが
日産マーチ12SRで47秒台を続出。
プジョー306は歯が立たない。

私のプジョー306、
9月のエンジンドライビングレッスンで49秒台に入ってから
このクルマの限界タイムに達したのではないかと考えていました。
今回も49秒台半ばをうろうろしている状況。

本当にクルマの限界なのか、私が下手なのか判断しかねていたので
レース経験者にプジョーに乗ってもらってタイムを見てもらおう
と考え、実際に乗ってもらうことにしました。

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この人と

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NOPRO jr ロードスターの彼に

そうすると驚愕の事実が浮き彫りになるのです。

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これぐらい攻め込むと
なんと48秒台中盤までタイムが伸びたのです。

二人ともプジョー初乗りですから「もっと行けるよ」と
いやぁ、さすがに私も火が点きました。

おかげさまで49秒1までタイムを縮めることに成功。
3月のTC1000にはタイヤも新調するので
48秒台に入れられることでしょう。

速い人に自分のクルマを乗ってもらうと
いろいろと勉強になります。

これで前回のブログで書いたロガーがあれば完璧だな、と。



posted by 北森 at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

サーキット派に秘密兵器登場。Dig Spiceはすごい。

痛車道のサイトではすでに掲載されていますが
私がお手伝いを少しだけしている
NOPRO jr ロードスターが今年の活動を開始いたしました。

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1月20日に筑波サーキットへ練習走行へ出向き
データ収集とスキルアップを兼ねて走りこんでまいりました。

今シーズンはハイテクデバイスを投入し
ドライビング解析により論理的なタイム向上を狙おうと
デジスパイス株式会社のDig Spiceという
GPSロガーを導入しました。

Dig Spice

こんな小さいセンサー部だけをクルマに貼り付けて
本当にドライブログが取れるのかと
正直、半信半疑だったのですが
実際、解析ソフトでログを展開してみて
あまりのすごさに唖然としてしまいました。

動画はこのロガーで生成したログアニメーション。

コースは筑波サーキットコース1000です。
ベストラップとセカンドラップのラインの違いや
速度を表示するバーグラフで加減速の様子が一目で解かる。

続いて筑波サーキット コース2000。


自分の走っているラインを
ここまで客観的に見ることが出来るツールは
いままで存在しなかった。
これは、革命といえるほどのすごいツールです。

デジスパイス社のサイトには各サーキットの参考ログデータもあり
解析ソフトを導入してあれば参考ログデータと
自分のデータを照らし合わせてどこを改善するべきかを
研究することが出来ます。
まだコースやカテゴリは少ないですが
今シーズンが本格的に始まればどんどんデータは蓄積されるでしょう。

こんな、ちょっと前まではゲームの世界かF1くらいでしか
お目にかかることの出来なかったシステムが
たった4万円程度で手に入るというのですから驚きです。

これはサーキット派には絶対にお勧めのアイテム。
絶対にはやくなれること請け合いです。





posted by 北森 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

ママチャリグランプリ2009シリーズ最終戦「スーパーママチャリグランプリ」参戦記

冬の富士スピードウェイでもこんなすばらしい天候があるのか?

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そして、好天を象徴するかのごとくの美しい日の出。
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なんでこんな真冬に富士スピードウェイで
ご来光を眺めているのかといえば
この日、1月10日はスーパーママチャリグランプリ決勝戦。
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今年のスーパーママチャリグランプリは
拍子抜けするほどの快適な天候。
最低気温もマイナス2度どまり。
ペットボトルの水も凍結せずに普通に飲めます。

第三回となったスーパーママチャリグランプリ
もう説明の必要はないほど定着している感もありますが
もう一度ここでおさらいしておきましょう。

話は簡単、F1も走った富士スピードウェイのグランプリコースを
ママチャリで走りましょう。走るんだったら耐久レースをしましょう
というもの。
このレース、実は富士のカートコースで行われている
ママチャリグランプリ全三戦の最終戦でもあり
年間王者を決める重要な一戦でもあるのですが
参加台数は最終戦のスーパーママチャリグランプリが
圧倒的多数を占めています。

その数なんと1300チーム!!
1チーム10人まで参加できるので選手だけで13000人。
お手伝いや親子連れ、観客まで含めると3万人以上が
富士のパドックに集結し、さながら難民キャンプ(失礼)。

今回、私が参加した新潮社「ENGINE」チームと
協力体制をとってもらった「秋葉謹製 with ENGINE」チーム
サポーター含め、合わせて30人の大所帯。
他のチームも大体それぐらいの人数で参加しているので
見事に人と海が出来上がっています。

「秋葉謹製 with ENGINE」チームのスターティングライダー
ファルケンジャー
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なんと月刊痛車道のロゴステッカーが!!
宣伝、ありがとうございます。

そして新潮社「ENGINE」チームのマシン。
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第一回大会からの参戦経験を生かして
今回はマシンをかなり吟味、そしてライトチューン。
ベース車両はサイクルベースあさひオリジナルの
ボビータウン266という26インチ、6段変速車。
ボビータウン266
この車両をベースにバーハンドル、ステンレスケージなどを装備。

今まで使用していた内装3段式とは比べ物にならないほどの
高速巡航性能と直進性を誇り、登坂能力も格段にアップ。
とにかく1コーナの進入が怖くない。
ママチャリと言えども富士の1コーナーはかなりの難所。
ここが怖くないマシンでなくてはまず勝てないといえます。

そんなこんなでいよいよスタート。
今回はペースカーも気合が入ってレクサスIS-Fです。
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前回、カルディナのペースカーでしたが
なんと1周目にママチャリのトップ集団に抜かれる
というアクシデントがありましたので
より高性能なIS-Fが選ばれた
という笑えるアナウンスがあったとかなかったとか・・・。
それだけ参加者も気合がはいているということなのですが
しつこいくらいに「ペースカーを追い越すな」という
アナウンスが流れまくっておりました。

そして午前8時。
シグナルが青に変わった瞬間。
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一斉に1300台というママチャリが
7時間後のゴールを目指してスタートしていきます。

そして10分後くらいには最初のライダーチェンジのため
各車がこれまた一斉にピットに戻ってきます。
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そのおかげでピットは大渋滞。
ピットロードに入ると歩く程度の速度という最徐行を余儀なくされる。
ここでのタイムロスはかなりのものです。

そこで新潮社「ENGINE」チームと
「秋葉謹製 with ENGINE」チームは奇策に打って出ます。
実はライダーチェンジポイントはピットロードのほかに
一周を回りきれない人のためにヘアピンコーナーでも出来るのです。
つまり、この奇策とはヘアピンコーナでのルーティンチェンジ。
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自動車ジャーナリスト金子 浩久さんからENGINE塩澤さんへ。

これはかなりの効果が上がりました。
正直言ってライダーチェンジ1回あたり1分は差が出ます。
そのおかげでぐんぐんと調子を上げて
開始4時間あたりでは200位を割り込み170位前後まで
順位をあげていきます。

体力に自信のある「秋葉謹製 with ENGINE」ファルケンジャーや
「ENGINE」チームの小野カメラマンは1回の交代で2周、3周をこなし
ガンガンと周回を稼いでくれます。
おかげでメタボな私はかなり救われました。

これは激走のファルケンジャー
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ママチャリグランプリはファルケンジャーのような
体育会系の参加者ばかりではありません。

コスプレがいたり、とんでもなく派手な自転車がいたりと
お祭り的な要素もふんだんに詰め込まれています。
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この雪だるまも最後まで壊れずに完走していました。

痛チャリ系もエウレカ、マクロス、ボカロなど数多く参加。
ノリはコミケ13日目?

というわけで7時間経過後の感動のゴール。
ENGINEチームのアンカーは小野カメラマン。
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ママチャリにレーシングスーツって言うのが
わりとかっこいいかも知れません。

結果は新潮社「ENGINE」チーム 34周 189位
「秋葉謹製 with ENGINE」チーム 35周 148位

昨年の27周から大きくステップアップ。
念願の200位以内に!!

そんな激戦を戦った仲間たち
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しかし、今回のママチャリグランプリは
これだけでは終わらなかったのです。

なんと「秋葉謹製 with ENGINE」チームがベストドレッサー賞!!
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キャンギャルならぬキャンボーイのジャック・スパローが
ベストドレッサー賞として表彰されました。
これも3年間続けたおかげです。

さぁ、来年も参加しますよ。
関係者各位、よろしくお願いします。



posted by 北森 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

西又葵で若干テンションが下がった−東京オートサロン

東京オートサロンの取材に行くために
公式サイトをチェックしていたら
こんなものが・・・。

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西又葵が描いた公式キャラクターだそうです。

なんか媚びすぎて萎える。

主催者の意向と出展者の気合はまったく違うはずなので
出展者の気合と根性を見に行ってくるつもりです。

取材してきた内容はこのブログでも紹介しますので
お楽しみに。


posted by 北森 at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月06日

スーパーママチャリGP参戦に向けて-時計編

新年あけましておめでとうございます。

昨年は月刊痛車道なるフリーペーパーの創刊により
メインライターとして書かせていただくなど
いろいろと飛躍の年でありましたが
今年はもっと大きな飛躍が出来るよう
努力邁進いたします。

さて、そんな今年の一発目の大仕事が
1月10日に開催される「スーパーママチャリグランプリ」
このイベントには新潮社ENGINE誌の塩澤さんとともに
第一回から参加しておりまして、今年で3回目。なんと皆勤賞です。
去年のレポートは過去ログを参照いただくとして
現在はこのママチャリグランプリの参戦の準備を
着々と進めている段階です。

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昨日、参戦マシンも調達し、ベースキャンプ用のテントや
炊事用品、場所取り要員の手配も完了。
当日に望むだけという状態になりつつあります。

この競技、ママチャリといえども
エクストリームスポーツである
という様相を呈しているので
個人装備もかなり重要になってきます。

転倒なども考慮してヘルメット着用も義務づけられているので
時計も当然G-SHOCKが最適だろうと考えます。

しかしG-SHOCK、いまや上は60万円から下は4980円まで
実にさまざまなラインナップを誇り
どれを選んでいいかという疑問にさいなまれること必至。

私の場合、何本かG-SHOCKを所有しているということもあって
ママチャリGP用に新たに購入しようとした場合
クロノグラフ、ストップウォッチ機能に
特化したものを選んでみました。

CASIO G-7710-1JF
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ソーラーも電波受信機能も付いていないので
実勢価格1万円未満で買えるこのモデルの特徴は
1/1000秒計測のクロノグラフ。

これだけだったら別に1/100秒計測できるソーラー電波モデルが
1万円ちょっとで買えるじゃないかとおっしゃる方もいらっしゃる
と思いますが、このクロノグラフの機能はそこだけにとどまりません。
なんとラップ計測機能付き!!

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1周ごとのラップタイムが計測でき、なおかつ合計時間も表示。
そしてログまで取れる。つまり記録が残るのです。

現在売られている腕時計全ての中で
この機能のクロノグラフはこのG-7710シリーズだけしかありません。

過去、アイルトン・セナが走っていた頃のF1ブームの時代、
いまから約20年ほど前に、やはりG-SHOCKから同様の機能を持った
DW-6000というモデルが出ていましたので
この機能の復活は実に20年ぶり。ファン待望の機能です。

最新のG-SHOCKのご多分にもれず
このG-7710も多彩なカラーバリエィションがあり
色でも楽しませてくれます。

  
  


サーキットでの絶対的おすすめアイテムであります。
posted by 北森 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

今年一番の傑作?JUNGHANS max bill Chronoscope

もうね、時計雑誌とか見まくってたら
これが欲しくて欲しくて仕方ないっていうのが出てきました。

JUNGHANS max bill Chronoscope

max bill

とくにバウハウス系デザインが好き
というわけではないのですが
このミニマム具合はたまりません。

ムーブメントもETA7750だし
カレンダーも付いているし
ベゼルは極細だし、黒文字盤だし。
ツボを突いてくるなぁ、ユンハンス。

このユンハンスのクロノスコープと
スウォッチの自動巻きクロノは
どちらも今年のベストウォッチだと言えます。
ベストスリーをあげろと言われれば
これにシーホープの山手線電光掲示板が入りますけどね。

話をクロノスコープに戻すと
ひとつだけ惜しいところがあるんです。
唯一にして最大の欠点。
それは、非防水。
これは僕にとっては致命的だなぁ。

ただ、ベルトをクロコの竹斑にしてやれば
ドレスウォッチとしても充分使えるほど
エレガントだと思います。
ボンベダイアルでそれに合わせて剣先を
微妙なカーブで仕上げてあるところなど
エレガントだけで言ったら
パテックのカラトラバWGとタメ張りますよ。

本当に欲しい。
posted by 北森 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

2年遅れでやっと飛んだ!! ボーイング787

ロールアウトしてから早2年。
昨日、やっと初飛行を成功させたボーイング787。

ボーイング787
写真はMSN産経ニュースから転載

本当に長いこと待たされました。
本来一番最初に納機されるはずだった全日空は
北京オリンピック開催時に北京便に投入するはずだったのに。

全日空が商業飛行を始める頃には
次のオリンピックも終了になってますよ。
あっ次のオリンピックって冬季のことですけどね。

時期的にもエアバスA380の大輸送量ハブ思想と
787の中規模PtoP思想の真っ向勝負が繰り広げられるはずだったのに
こんだけ開発が遅れると勝負も何もあったもんじゃない。
PtoP思想を掲げるも前世代の767ERで
お茶を濁しまくる航空会社がかわいそう。
全日空はボーイングに1000億くらい賠償請求しても罰は当たらない。

と、まぁ文句ばっかり言ってても仕方ないので
今後のことも考えて見ましょう。
ボーイング787はなんと865機も受注されている大ヒット商品。
仕様や装備でかなり金額に幅がありますけれど
全日空の例で言えば50機で60億ドル(5年前の換算で6000億円)ですから
1機120億円ということになります。
300席クラスで考えるとかなり安い価格設定とも言えないこともない。
単純に計算して総売り上げで10,380,000,000,000円(103兆8千億円)!!
ゼロで並べるととんでもない数字ですね。
これを15年かけて納機していくわけですから
787だけで年間約7兆円の売り上げ。
機体の3割から4割が日本製品なので年間1兆円くらいは
日本に還元されそうな気がします。
それも名古屋圏を中心に。

なんせ100兆円規模の大事業ですから
派生事業がかなり発生しています。
とりわけ世界中に散らばっている協力会社からの部品を
シアトルに運ぶために専用の747改造貨物機まで登場。
現在世界一の大きさの貨物機になっています。

ボーイング747 LCF ドリームリフター
写真は中部国際空港セントレアより転載

この巨大なボーイング747 LCF ドリームリフターが飛来するおかげで
中部国際空港セントレアは観光客にも恵まれているようで
意外なところで派生産業が生まれています。

派生産業や周辺産業などが活発になることはいいことなので
ボーイングにはもう一踏ん張り頑張ってもらって
来年の就航はなにが何でも成功させていただきたい。






posted by 北森 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | その他(クルマ以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

やばいと言うのはこういうことだと思う。
Swatch Irony Chrono Automatic Collection

スイス製の機械式クロノグラフに革命が起こった。
それも世界最大の機械式クロノグラフムーブメント供給企業の
スウォッチグループから革命がおきたということは
いよいよ時計産業も新しい局面を迎えたのだろう
と考えることが出来よう。

Swatch Irony Chrono Automatic Collection

スウォッチグループはこの秋
Swatch Irony Chrono Automatic Collectionと銘打って
新しいコレクションを発表した。
このコレクションの「やばい」部分は
機械式自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載しながら
日本国内税込み定価42000円という破格値であるところだ。

スウォッチグループと言えば、グループ内だけでなく
ブライトリングやタグ・ホイヤー、その他主要ブランドに
ETA7750シリーズと言うクロノグラフムーブメントを供給する
企業グループである。

その7750を使った多くの機械式自動巻きクロノグラフ搭載腕時計は
最安値の定価設定でも20万円前後、普及価格帯が40万円。
少しでも付加価値をつければすぐに70万円以上。

スウォッチグループがグループ内のブランド
ティソ向けに作ったETA C01-21というムーブメントを
廉価ファッションウォッチブランドであるスウォッチに載せ
この破格で登場させてしまったのだ。

多くの時計ブランドは「スイス製機械式クロノグラフが高価だ」
というイメージ戦略を採っているが
このスウォッチの機械式クロノグラフの登場で
スイス製機械式クロノグラフと言うだけでは
高価格な値付けが出来ない状況が作られた
と言っても過言ではあるまい。

多くの時計ブランドにとってこれは宣戦布告された
と受け取らざるを得まい。
まさに生き残りをかけた戦国の火蓋と言った印象すら受ける。

Swatch Irony Chrono Automatic Collection

しかし、安かろう悪かろうでは
この価格破壊路線は失敗に終わるだろうが
このクロノグラフはそんな心配を嘲笑うかのように
スケルトンバックを採用しムーブメントを見せつける。
つまり機械に絶対の自信があることの表れだ。

デザインもカジュアルやフォーマルなどというカテゴライズを超越し
間違いなくオールラウンダーとして使えるほどの
豊富なバリエィションを誇る。




まさに、今買わなくてどうする
と言えるほどの時代の窮児の登場だ。



posted by 北森 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

プジョーの308RCZがたまらない

フランクフルトショーの写真を見てから
ずっと気になっていたんですよ、コレ。

プジョー308RCZ
写真はMSN自動車より転載

もう、プジョー308はRCZ以外ありえない
ってくらいデザインが決まってる。
デザインだけで欲しいと言える久々の車です。

特にルーフからリアにかけてのラインがたまりません。
プジョー308RCZ
写真はMSN自動車より転載

このダブルバブルルーフ。そそります。

プジョー308はGTIがけっこうな走りをしますので
足回りに関してはRCZも期待していいはず。
日本に入ってくるのは多分ガソリンの156PS仕様でしょうから
動力性能としては308GTと同等かな?

屋根を開けないのであればCCよりも絶対にRCZ。

WRCにこれベースで308RCでも出してくれれば
プジョーファンは大喜びですよ。





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話は変わって、月刊痛車道の第2号が配布開始です。
今月はホンダ特集。
なんと私も痛車に乗って筑波サーキットでインプレ!!

無料配布なんで、配布店は痛車道のサイトでチェック!!












posted by 北森 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする